退職後に失業給付の手続きをする際に必要になる離職票ですが、「会社から届くまで1か月以上かかると言われた」「マイナポータルで受け取れると聞いたけれど早く入手できるのか」と疑問に感じる方も少なくありません。この記事では、マイナポータルを利用した離職票の受け取り方法や、会社経由で受け取る場合との違い、手続きの流れについて分かりやすく解説します。
離職票はマイナポータルで受け取ることができるのか
近年では、雇用保険に関する一部の手続きでマイナポータルを利用できるようになり、離職票についても電子的に受け取る仕組みが導入されています。
通常は退職後、会社が離職に関する手続きを行い、ハローワークで発行された離職票が会社を経由して本人へ渡されます。しかし、一定の条件を満たしている場合は、マイナポータルを通じて離職票の情報を受け取ることが可能です。
電子交付を利用すると、紙の離職票が会社から郵送される流れとは異なり、オンライン上で確認できるため、受け取りまでの時間を短縮できる可能性があります。
マイナポータルで離職票を受け取る場合の流れ
マイナポータルで離職票を受け取るには、いくつかの準備が必要です。まず、マイナンバーカードを用意し、マイナポータルを利用できる状態にしておく必要があります。
また、勤務していた会社側が電子申請に対応していることや、本人が電子交付を希望していることなどの条件があります。会社が通常通り紙で手続きをしている場合は、マイナポータルで受け取ることはできません。
具体的には、退職者本人が会社へ「離職票を電子交付で受け取りたい」と希望を伝え、会社がハローワークへ必要な手続きを行うことで、マイナポータル上で確認できるようになります。
離職票が1か月以上かかると言われる理由
離職票の発行には、会社側の退職手続き、ハローワークでの処理、本人への交付という複数の段階があります。そのため、会社の処理状況や時期によっては時間がかかることがあります。
特に退職者が多い時期や、会社が手続きを後回しにしている場合などは、離職票が手元に届くまで数週間かかることがあります。
ただし、会社が必要な手続きを速やかに行い、電子交付の条件が整っている場合は、郵送を待つより早く確認できる可能性があります。
紙の離職票とマイナポータルの離職票の違い
| 項目 | 紙の離職票 | マイナポータル受取 |
|---|---|---|
| 受取方法 | 会社から郵送または手渡し | オンラインで確認 |
| 必要なもの | 特になし | マイナンバーカードなど |
| 受取期間 | 郵送期間が発生する | 条件が整えば早い場合がある |
どちらの場合でも、ハローワークで失業給付の手続きをするために利用できます。電子交付だから内容が違うということはありません。
ただし、会社側が対応していない場合や、本人が電子交付の条件を満たしていない場合は、従来通り紙の離職票を待つ必要があります。
離職票が届かない場合に確認すること
退職後しばらく経っても離職票が届かない場合は、まず勤務していた会社に手続き状況を確認しましょう。
会社がまだハローワークへ手続きをしていない場合、離職票の発行自体が進んでいない可能性があります。その場合は、会社へ早めに手続きを依頼することが大切です。
失業給付には手続き開始の時期も関係するため、離職票の到着をただ待つのではなく、必要に応じてハローワークへ相談することも有効です。
まとめ
離職票は条件を満たせばマイナポータルで電子的に受け取ることができ、紙の郵送を待つより早く確認できる可能性があります。
一方で、会社側の対応や電子交付の条件によって利用できない場合もあるため、退職時に会社へ希望を伝えておくことが重要です。
離職票の発行に時間がかかっている場合は、会社の手続き状況を確認し、必要であればハローワークへ相談することで、失業給付の手続きをスムーズに進めることができます。


コメント