転職後に再び退職を考えた際、「前職の雇用保険期間は通算されるのか」「失業保険はいくらくらいもらえるのか」が気になる人は多いです。
特に一度転職を挟んでいる場合、加入期間がリセットされるのではと不安になるケースもあります。
しかし、一定条件を満たしていれば、前職の雇用保険加入期間は現在の会社と通算されます。
この記事では、雇用保険の通算条件や自己都合退職時の失業保険の計算方法、32歳・月収26.4万円前後のケースでの支給目安についてわかりやすく解説します。
雇用保険の加入期間は転職後でも通算される?
結論から言うと、前職を退職してから次の会社に入社するまでの空白期間が1年以内であれば、雇用保険の加入期間は通算されます。
今回のケースでは、
| 内容 | 期間 |
|---|---|
| 前職 | 2017/7/1〜2025/6/30 |
| 現職入社 | 2025/9/1 |
| 空白期間 | 約2か月 |
となっているため、空白期間は1年未満です。
そのため、前職の雇用保険加入期間は現在の会社と通算される可能性が高いです。
また、前職で失業保険を受給していない点も重要です。
一度受給してしまうと、その時点までの加入期間はリセットされますが、今回は未受給のため通算対象になります。
自己都合退職でも失業保険は受給できる
自己都合退職の場合でも、条件を満たせば失業保険(基本手当)は受給できます。
一般的な条件は、
- 離職日以前2年間に被保険者期間が12か月以上あること
です。
今回のケースでは、前職と現職を通算するとかなり長期間加入しているため、この条件は十分満たしています。
ただし、自己都合退職の場合は会社都合退職と違い、通常は給付制限期間があります。
そのため、退職後すぐに支給開始されるわけではない点には注意が必要です。
失業保険はいくらくらいもらえる?
失業保険の金額は、退職前6か月間の給与額をもとに計算されます。
月収(額面)が約26.4万円の場合、年齢32歳であれば、おおよその目安としては以下のようになります。
| 項目 | 概算 |
|---|---|
| 賃金日額 | 約8,800円前後 |
| 基本手当日額 | 約5,500円〜6,000円前後 |
| 1か月換算 | 約16万円〜18万円前後 |
実際の支給額は、残業代や交通費、賞与の扱いなどによって多少変動します。
また、年齢区分や賃金日額によって給付率も変わるため、正確な金額はハローワークでの計算が必要です。
給付日数はどれくらい?
自己都合退職の場合、被保険者期間によって給付日数が決まります。
今回のケースでは、通算加入期間がかなり長いため、一般的には90日〜120日程度になる可能性があります。
年齢32歳・自己都合退職の場合の目安は次の通りです。
| 被保険者期間 | 給付日数 |
|---|---|
| 10年未満 | 90日 |
| 10年以上20年未満 | 120日 |
今回の通算加入期間は10年近くになるため、120日給付の可能性があります。
失業保険をもらう際の注意点
失業保険は、「退職したら自動でもらえる制度」ではありません。
受給には求職活動が必要になります。
具体的には、
- ハローワークへの求職申込み
- 定期的な失業認定
- 求職活動実績
などが必要です。
また、アルバイト収入や副業状況によっては減額や不支給になる場合もあります。
特に最近は副業関係の確認も厳しくなっているため、事前確認が重要です。
転職直後でも加入期間は消えない
「転職したから前職の雇用保険は消えた」と誤解している人は少なくありません。
しかし実際には、空白期間が短く、失業保険を受給していなければ、加入期間は引き継がれます。
そのため、短期間で転職した人でも、過去の加入実績がしっかり活きるケースは多いです。
特に長年働いていた人ほど、給付日数や支給額に反映されやすくなります。
まとめ
前職を2025年6月末に退職し、2025年9月に転職している場合、空白期間が1年未満のため、雇用保険の加入期間は通算される可能性が高いです。
また、前職で失業保険を受給していないため、過去の加入実績も活かせます。
月収26.4万円・32歳の場合、失業保険はおおよそ月16万〜18万円前後が目安になり、給付日数は120日前後になる可能性があります。
ただし、実際の支給額や給付日数は給与明細や離職票をもとに正式計算されるため、最終的にはハローワークで確認するのが確実です。


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