再就職手当を申請後に退職した場合はどうなる?失業保険の再受給や再度の再就職手当について解説

退職

再就職手当の申請をしたものの、実際に働き始めた会社が合わず、短期間で退職することになった場合、その後の失業給付や再就職手当がどうなるのか不安になる方は少なくありません。

特に、失業手当の残日数が多い状態で再就職した場合は、「もう一度失業保険を受けられるのか」「次の就職で再就職手当をもらえるのか」といった疑問が出てきます。この記事では、再就職手当を申請した後に退職した場合の基本的な考え方や注意点について解説します。

再就職手当を申請した後に退職した場合の基本的な扱い

再就職手当は、失業給付の受給資格がある人が、所定給付日数を一定以上残した状態で早期に就職した場合に支給される制度です。失業期間を短くし、安定した就職につなげることを目的としています。

しかし、再就職手当は申請しただけで必ず受給できるわけではありません。ハローワークによる審査があり、就職後も一定期間継続して雇用される見込みがあることなどの条件があります。

そのため、再就職手当の申請後に短期間で退職した場合、まだ再就職手当が支給されていなければ、条件を満たさず不支給になる可能性があります。

再就職後すぐに退職した場合、失業保険は再び受給できるのか

再就職した後に退職した場合でも、以前の失業給付の受給期間内であり、かつ所定給付日数が残っている場合は、残りの基本手当を受給できる可能性があります。

例えば、もともとの所定給付日数が240日あり、再就職時点で7割以上残っていた場合、短期間で退職したからといって残りの日数がすべて消えるとは限りません。

ただし、退職理由や退職時期、雇用保険の加入状況などによって扱いが変わるため、必ず住所地を管轄するハローワークで確認することが重要です。

再就職手当を一度も受給していない場合のポイント

再就職手当がまだ支給されていない場合、再就職手当の手続き自体が成立しない可能性があります。その場合は、以前の失業給付の残日数を利用する形になることがあります。

一方で、すでに再就職手当を受給済みの場合は注意が必要です。再就職手当は、同じ失業給付の残日数を使って何度も受け取れる制度ではありません。

つまり、以前の受給資格を利用して再就職手当を受け取った後に、再び短期間で退職しても、すぐに同じ条件で再度の再就職手当を申請できるとは限りません。

次の就職で再度再就職手当を受け取れる条件

再就職手当は、基本的に新たな失業状態になり、新たに受給資格を得た場合などに条件を満たせば対象になります。

しかし、一度認定された失業給付の受給資格を利用して再就職した後、短期間で退職したケースでは、以前の受給資格が残っているのか、新たな受給資格になるのかによって対応が変わります。

例えば、前回の失業給付の残日数を使って再び求職活動を行う場合、新しい就職先で再度再就職手当を受けられるとは限りません。再就職手当は「早期就職を促すための一度限りの制度」と考える必要があります。

退職する前にハローワークへ相談することが大切な理由

再就職後に会社が合わないと感じた場合、退職を決める前にハローワークへ相談することがおすすめです。退職後に手続きをすると、確認に時間がかかったり、受給できるはずだった給付について不利益が出たりする可能性があります。

相談時には、以下の情報を伝えるとスムーズです。

  • 以前の失業給付の所定給付日数
  • 再就職した日
  • 退職予定日
  • 再就職手当の申請日
  • 再就職手当が支給済みかどうか

同じように短期間で退職するケースでも、個人の状況によって判断が異なるため、インターネットの情報だけで判断せず、窓口で確認することが大切です。

再就職先が合わないと感じた時に考えること

再就職後すぐに退職することに罪悪感を持つ方もいますが、職場環境や仕事内容が合わないことは珍しいことではありません。

ただし、次の就職先を探す際には、なぜ前の職場が合わなかったのかを整理することが重要です。仕事内容、人間関係、勤務時間、会社の雰囲気など、原因を明確にすると次の職場選びで同じ失敗を防ぎやすくなります。

例えば、「仕事内容は好きだったが残業時間が多すぎた」という場合は、次の会社では勤務条件を重視するなど、自分に合った働き方を探すことができます。

まとめ|再就職手当申請後の退職は早めの確認が重要

再就職手当を申請した後に退職する場合、失業給付の残日数を利用できる可能性がありますが、再度同じように再就職手当を受け取れるかどうかは状況によって異なります。

特に、再就職手当が支給されたかどうか、以前の失業給付の受給資格が残っているかどうかが重要なポイントになります。

退職を考えている場合は、自己判断で手続きを進める前にハローワークへ相談しましょう。正しい確認をすることで、利用できる制度を逃さず、次の就職活動につなげることができます。

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