転職先で「試用期間の3ヶ月間は日給、その後は固定給になる」と説明を受けて入社したものの、4ヶ月目に入っても給与形態が変わらない場合、不安になる方は少なくありません。面接時や入社時に何度も確認していた内容であれば、なおさら会社側の説明と実際の対応に違いがあるように感じてしまいます。
この記事では、入社後に給与条件が変更されない場合に確認すべきポイントや、会社への聞き方、評価による変更延期なのか判断する方法について解説します。
入社時に説明された給与条件は重要な労働条件
会社へ入社する際、給与や雇用形態などの条件は労働契約における重要な内容です。会社は労働者に対して、賃金などの労働条件を書面などで明示する義務があります。
例えば「3ヶ月間は日給、その後は固定給へ変更する」という説明があった場合、その内容が雇用契約書や労働条件通知書に記載されているかを確認することが大切です。
口頭での説明だけだった場合でも、面接時の説明内容や入社時のやり取りが判断材料になる可能性があります。そのため、メールやメモなど記録が残っている場合は保管しておきましょう。
3ヶ月を過ぎても固定給にならない理由として考えられること
会社側が給与変更を行っていない理由はいくつか考えられます。単純な手続き漏れの場合もあれば、会社側が評価を見て判断しているケースもあります。
例えば、会社内では「3ヶ月後に固定給へ変更予定」と認識されていたものの、人事処理が遅れているケースがあります。この場合は、本人から確認することで解決することがあります。
一方で、「仕事の習得状況を見てから変更する」という条件が会社側にある場合もあります。ただし、その条件が入社時に説明されていなかった場合、後から会社が一方的に条件を追加することには注意が必要です。
評価による延期なのか確認する方法
固定給への変更が遅れている理由を知るには、まず上司や人事担当者へ確認することが重要です。確認する際は、責めるような聞き方ではなく、契約内容の確認という形で伝えると話が進みやすくなります。
例えば「入社時に3ヶ月経過後から固定給になると伺っていたのですが、現在の日給計算はどのような扱いになっていますでしょうか」と確認すると、会社側の認識を確認できます。
もし評価による変更延期であれば、「どの部分を改善すれば固定給へ変更になるのか」「いつ頃再評価されるのか」を具体的に聞くことも大切です。
給与条件が説明と違う場合に確認すべき書類
給与について疑問がある場合は、以下の書類を確認しましょう。
- 労働条件通知書
- 雇用契約書
- 就業規則
- 給与規定
- 入社時にもらった説明資料
例えば、労働条件通知書に「試用期間終了後は月給制」と明確に書かれている場合、会社が変更手続きをしていない可能性があります。
反対に、「勤務状況によって変更する」「会社判断による」などの記載がある場合は、固定給への移行条件を会社へ確認する必要があります。
会社へ相談するときのポイント
給与の話は聞きにくい内容ですが、働く上で非常に重要な条件です。曖昧なまま放置すると、会社側も問題を認識しないまま時間が経過してしまう可能性があります。
相談するときは、「固定給にしてください」と要求する前に、「入社時の説明と現在の給与形態について確認したい」という姿勢で話すことがおすすめです。
また、確認した内容については、可能であればメールなど記録に残る形にしておくと、後から認識の違いが発生した場合にも役立ちます。
改善されない場合に考える対応
会社へ確認しても説明がなく、当初の約束と違う状態が続く場合は、労働条件の変更について問題がないか確認する必要があります。
給与条件について納得できない場合は、労働基準監督署や労働相談窓口などで相談する方法もあります。ただし、まずは会社へ正式に確認し、双方の認識を合わせることが基本です。
また、今後も会社で働き続けることを考える場合は、給与だけでなく、評価制度や昇給条件が明確になっているかも確認しておくと安心です。
まとめ:固定給への変更予定が過ぎたらまずは事実確認をすることが大切
入社時に「3ヶ月後から固定給になる」と説明されていたにもかかわらず、4ヶ月目以降も日給のままの場合、まずは会社側の認識や手続き状況を確認することが重要です。
単なる処理漏れの場合もありますが、評価による延期であれば、その条件や改善点を明確にしてもらう必要があります。
給与は生活に直結する大切な労働条件です。遠慮して我慢するのではなく、入社時の説明内容や契約書類を確認したうえで、冷静に会社へ確認することが適切な対応につながります。


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