ボーナス(賞与)を受け取ってから退職したいと考える人は少なくありません。しかし、退職予定者に対する賞与の扱いは会社ごとに異なり、「ボーナスをもらってから辞めようと思ったら支給対象外と言われた」というケースもあります。この記事では、賞与と退職の関係、会社ごとの支給条件、確認すべきポイントについて解説します。
ボーナスは法律上必ず支給されるものではない
まず知っておきたいのは、ボーナスは毎月の給与とは異なり、法律で支給が義務付けられているものではないという点です。
そのため、賞与の支給条件は会社ごとの就業規則や賃金規程によって決まります。
例えば「賞与支給日に在籍していること」「支給対象期間終了時に在籍していること」などの条件が定められている場合があります。
退職予定者にボーナスを支給しない会社はあるのか
実際に退職予定者への賞与支給を制限している会社は存在します。
特に就業規則や賞与規程に「支給日時点で退職予定が確定している者は対象外」や「一定期間在籍すること」を条件としているケースがあります。
一方で、賞与支給日に在籍していれば退職予定であっても問題なく支給される会社もあります。
| 支給条件の例 | 賞与支給の可能性 |
|---|---|
| 支給日に在籍 | 高い |
| 支給後も一定期間勤務 | 会社規程による |
| 退職予定者は対象外 | 低い |
| 特別な条件なし | 高い |
そのため、まずは会社の賞与規程を確認することが重要です。
7月支給・7月末退職の場合によくあるケース
例えば7月15日にボーナスが支給され、7月31日退職を予定している場合、多くの企業では賞与支給日に在籍していれば受け取れるケースがあります。
しかし会社によっては「8月以降も在籍していること」を条件としている場合もあり、その場合は支給対象外になる可能性があります。
そのため、「退職する人にはボーナスを支給しない」という説明だけではなく、具体的な規程の内容を確認することが大切です。
確認すべきポイント
ボーナスに関するトラブルを避けるためには、就業規則や賃金規程の確認が欠かせません。
特に次の点を確認しておきましょう。
- 賞与の支給条件
- 支給対象期間
- 支給日に必要な在籍条件
- 退職予定者への取り扱い
もし規程が開示されていない場合は、人事担当者や上司に確認するのが一般的です。
また、説明内容に疑問がある場合は、労働局の総合労働相談コーナーなどへ相談する方法もあります。
ボーナス目的だけで退職日を延ばすべきか
賞与額が大きい場合は、退職日を少し延ばした方が経済的に有利になることがあります。
ただし、転職先の入社日や自身の体調、家庭の事情なども考慮する必要があります。
例えば数万円から十数万円程度の差であれば、次のキャリアを優先した方が良いケースもあります。
金額だけでなく、総合的なメリットとデメリットを比較して判断することが重要です。
まとめ
ボーナス支給後の退職については、会社ごとの賞与規程によって扱いが異なります。そのため、「退職する人には支給しない」という運用自体は珍しいものではありません。
ただし、本当に対象外となるかどうかは就業規則や賞与規程を確認しなければ判断できません。
退職日を決める前に賞与の支給条件を確認し、自身のキャリアや生活設計も踏まえながら最適なタイミングを選ぶことが大切です。


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