高校3年生で全商簿記2級を取得し、その後しばらく簿記から離れていた状態で日商簿記3級の受験を目指す人は少なくありません。久しぶりに模擬試験を受けて44点だった場合、「今から間に合うのか」「どれくらい勉強すれば合格できるのか」が気になるところです。この記事では、模試44点の位置づけと効率的な学習方法について解説します。
模試44点は本当に厳しい点数なのか
日商簿記3級の合格基準は70点以上です。そのため44点だけを見ると合格までは距離があります。
しかし、3か月以上簿記から離れていた状態で、事前学習なしに受けた模擬試験としては決して悲観する点数ではありません。
仕訳が複数問正解し、移動平均法や先入先出法も理解できているなら、基礎知識は残っている可能性が高いです。
全商簿記2級取得者のアドバンテージ
全商簿記2級と日商簿記3級は試験内容が完全に同じではありませんが、共通する基礎知識も多くあります。
特に仕訳や帳簿記入の考え方は既に学習済みのため、ゼロから学ぶ受験生より有利な立場にあります。
| 項目 | 現在の状況 |
|---|---|
| 仕訳 | 基礎は残っている |
| 商品売買 | 理解あり |
| 精算表 | 復習が必要 |
| 試験慣れ | 今後の演習で改善可能 |
忘れている部分はあっても、再学習による回復速度は比較的速いと考えられます。
7月受験までに必要な勉強時間の目安
模試44点から70点以上を目指す場合、毎日1〜2時間程度の学習を継続できれば十分に逆転可能な範囲です。
ただし、6月末に重要な期末テストが控えているため、無理に長時間勉強するよりも効率を重視した方がよいでしょう。
- 平日:1時間程度
- 休日:2〜3時間程度
- 期末試験直前:学校優先
- 試験後:簿記学習を強化
特に期末試験終了後の追い込み期間が重要になります。
優先して復習すべき分野
現在の状況を見ると、得点アップのためには精算表や決算整理仕訳の復習が最優先です。
日商簿記3級では第3問の配点が大きいため、精算表や財務諸表作成問題を得点源にできると合格が近づきます。
また、仕訳問題は毎日10〜20問程度解き、反射的に答えられる状態を目指しましょう。
模試を活用した学習法
今後は模擬試験を解いた後、点数よりも間違えた理由を分析することが重要です。
例えば「勘違いした」「仕訳を忘れた」「時間不足だった」など原因を分類すると、効率的に弱点を克服できます。
同じ問題を1週間後に解き直し、満点近く取れる状態を目指すと実力が安定します。
まとめ
全商簿記2級取得者が3か月ぶりに日商簿記3級の模試を受けて44点だった場合、現時点では合格ラインに届いていないものの、十分に逆転可能な位置にいます。特に仕訳や商品売買の知識が残っていることは大きな強みです。期末テストとの両立を優先しながら、毎日1〜2時間程度の学習と精算表・決算整理の重点復習を行えば、7月の試験合格は十分狙えるでしょう。


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