38歳で社会人歴20年、複数の職歴を持つ方が転職を考える場合、年齢や経歴が不安要素に感じられることもあります。しかし、正しい職歴の整理や資格の活用で、就職・転職活動は十分可能です。本記事では、履歴書の職歴表記の考え方や38歳からの転職のポイントを整理します。
履歴書での職歴の数え方
履歴書には原則として、実際に勤務した企業・期間を正確に記載します。派遣や出向などの特別な事情は補足として記載することが可能です。
今回のケースでは、職安の指導により1社目から2社目をまとめて表記しても問題ありません。その場合、現在の職場は3社目として表記可能です。
重要なのは、経歴に矛盾がなく、採用担当者が理解できる形で書くことです。無理に4社目として分ける必要はありません。
38歳からの転職・再就職は厳しいか
年齢が高くなるほど新しい職場での即戦力や長期活躍が求められる傾向はありますが、38歳はまだ転職可能な年齢範囲です。重要なのは、自身の経験やスキルを明確にアピールすることです。
今回の方の場合、観光ホテル業や食品製造業での長期勤務経験、複数の資格(計算技術検定、情報技術検定、危険物取扱者、運転免許、簿記等)が強みとなります。
障害手帳を取得している場合も、就労支援制度や合理的配慮の活用により、応募可能な職種は広がります。
職歴の多さはマイナスか
3~4社程度の経験は、転職回数としては過剰ではありません。むしろ、同じ業界での経験年数が長いことは安定性や専門性の証拠となります。
短期離職が目立つ場合は理由を前向きに説明できることが大切です。例えば「契約期間満了」「事業縮小」「整理解雇」といった客観的事由を明記することで理解されやすくなります。
資格やスキルの活かし方
保有資格は、転職・再就職活動で大きな武器となります。
- 情報事務や計算関連スキルは事務職で評価されます。
- 危険物や溶接、運転免許は製造業や物流業界で活用可能です。
- 食品衛生責任者講習は飲食業や食品関連職で強みとなります。
資格は履歴書でまとめてアピールすることが効果的です。
38歳からの転職戦略
年齢を不利と感じる場合は、経験を前面に出した自己PRが重要です。特に長期勤務している職場での実績、業務改善、資格取得などを具体的に示すことが有効です。
また、障害者雇用枠や再就職支援制度の活用も選択肢に入れましょう。
まとめ
38歳・高卒・社会人20年目で現在の職場を3社目として履歴書に記載することは問題ありません。職歴が多すぎるわけではなく、長期勤務経験や資格は十分な強みとなります。
年齢的にラストチャンスと考える必要はなく、経験や資格を活かせる職場選び、自己PRの工夫、就労支援制度の活用によって、転職・再就職の可能性は十分にあります。


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