英検準1級の試験が終わると、多くの受験者が解答速報を使って自己採点を行います。しかし英検は単純な素点だけで合否が決まるわけではなく、英検独自のCSEスコアによって判定されるため、自己採点の段階では合格可能性を正確に判断することは難しいのが実情です。この記事では、リーディング24問正解、リスニング21問正解というケースを例に、合格の可能性を考える際のポイントを解説します。
英検準1級は素点ではなくCSEスコアで判定される
英検準1級の一次試験は、リーディング・リスニング・ライティングの3技能で評価されます。
そのため、リーディングの正答数だけが高くても合格できるとは限らず、逆に一部の技能がやや低くても他の技能で補うことが可能です。
特にライティングは配点の比重が大きく、内容や構成が評価されれば得点源になることがあります。
自己採点で不安に感じても、ライティング次第で結果が大きく変わる試験だと理解しておくことが大切です。
リーディング24問正解は十分戦えるライン
準1級受験者の体感として、リーディングで24問前後の正解数は決して悲観する数字ではありません。
難化した回では20点台前半でも合格者が出ることがありますし、逆に易化した回ではもう少し必要になることもあります。
語彙問題で失点していても長文問題で得点できていれば、CSEスコア上は一定の評価を受ける可能性があります。
自己採点だけで不合格と決めつける段階ではないでしょう。
リスニング21問正解は本当に厳しいのか
リスニング21問正解という数字を見ると、多くの受験者は「失敗した」と感じがちです。
しかし準1級のリスニングは回によって難易度差があり、受験者全体が苦戦するケースも珍しくありません。
特にPart2は難しいと感じる受験者が多く、Part1やPart3で取りこぼしたことを後悔する人も少なくありません。
ただし実際の合否判定では、他技能との総合評価になるため、リスニングだけで結果が決まるわけではありません。
ライティングが合否を左右するケースは多い
英検準1級では、ライティングが予想以上に重要です。
英作文と要約問題の両方を書き切れている場合、一定の内容点を確保できる可能性があります。
もちろん文法ミスやスペルミスは減点対象になりますが、それだけで大幅な失点になるわけではありません。
例えば論理構成が明確で、理由が具体的に示されていれば、多少のミスがあっても十分評価されることがあります。
| 評価されやすい要素 | 内容 |
|---|---|
| 構成 | 序論・理由・結論が明確 |
| 内容 | 設問に適切に回答している |
| 語彙 | 準1級レベルの表現を使用 |
| 文法 | 重大な誤りが少ない |
試験直後の自己評価は実際より厳しくなりやすい
試験終了後は、間違えた問題ばかりが印象に残ります。
特にリスニングでは、聞き取れなかった問題や迷った問題を必要以上に覚えているため、実際の結果より悲観的になりやすい傾向があります。
また解答速報も完全に正しいとは限らず、受験者の記憶違いによって自己採点結果がずれることもあります。
現時点では、ライティングの評価が分からない以上、合否を断定することはできません。
まとめ
英検準1級でリーディング24問正解、リスニング21問正解という自己採点結果は、決して即不合格を意味する数字ではありません。
英検はCSEスコアによる総合評価で判定されるため、ライティングの出来が大きく影響します。
両方のライティングを書き切れているのであれば、十分に合格可能性は残されています。
試験直後は失点ばかりが気になりますが、正式な結果が出るまでは過度に悲観せず、まずはここまでの努力を評価してあげることが大切です。


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