簿記2級の大問3で貸借対照表を作成する際、繰越利益剰余金の金額は悩みどころです。多くの受験生は、損益計算書を作成しないと求められないのかと疑問に思いますが、ポイントを押さえれば効率よく計算できます。
繰越利益剰余金の基本
繰越利益剰余金とは、前期からの利益の蓄積と当期の利益処分の結果、企業に残る利益のことです。貸借対照表の純資産の一部として表示されます。
簿記2級では、問題文に当期純利益や配当金、その他利益処分の情報が与えられることが多く、損益計算書を作成せずとも計算できる場合があります。
損益計算書を使わずに求める方法
与えられた情報を整理し、前期繰越利益剰余金+当期純利益−配当などの利益処分を計算すれば、貸借対照表上の繰越利益剰余金が求められます。
例えば、前期繰越200,000円、当期純利益50,000円、配当10,000円の場合、繰越利益剰余金は200,000+50,000−10,000=240,000円となります。
勉強のポイント
- 利益剰余金の増減はどの要素で決まるかを理解する
- 問題文の数値から直接計算できるかを確認する
- 簡単な損益計算書を頭の中で作るイメージで計算するとスムーズ
まとめ
簿記2級の大問3では、損益計算書を作らなくても、前期繰越利益剰余金、当期純利益、配当などの情報があれば繰越利益剰余金を求めることが可能です。ポイントは、与えられた情報を整理し、順序立てて計算することです。


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