弥生会計のデスクトップ版を利用している場合、パソコンが故障すると「会計データは消えてしまったのではないか」と不安になる方は少なくありません。製品登録番号やシリアル番号が手元にあっても、それだけで過去の仕訳データが自動的に復元されるわけではありません。この記事では、弥生会計のデータ保存の仕組みやパソコン故障時の確認事項、復旧方法について解説します。
弥生会計のデスクトップ版はどこにデータが保存されるのか
クラウド版ではない通常の弥生会計は、会計データを利用しているパソコンや外部メディアに保存する仕組みです。
そのため、製品登録番号やシリアル番号はソフトウェアの利用権を証明するものであり、会計データそのものが弥生のサーバーに自動保存されているとは限りません。
| 項目 | 保存場所 |
|---|---|
| 製品情報 | 弥生の登録情報 |
| 会計データ | 利用者のパソコンやバックアップ先 |
| クラウド同期データ | 契約サービスによる |
まずは利用していた環境を確認することが重要です。
パソコンが故障してもデータを取り出せる場合がある
パソコン本体が故障しても、ハードディスクやSSDが無事であればデータを取り出せる可能性があります。
例えば電源が入らない故障でも、記憶装置自体に異常がなければ専門業者や別のパソコンを利用してデータを救出できることがあります。
故障したからといって、すぐにデータが消滅したと判断する必要はありません。
バックアップファイルがあれば復元できる
弥生会計ではバックアップ機能が用意されています。
USBメモリや外付けHDD、NASなどに定期的にバックアップしていた場合、新しいパソコンに弥生会計をインストールすることでデータを復元できます。
実際に多くの事業者は決算前や月末ごとにバックアップファイルを保存しており、パソコン故障時でも業務を継続できています。
製品登録番号とシリアル番号だけでデータは復元できるのか
製品登録番号やシリアル番号は、弥生会計を再インストールしたりユーザー登録を確認したりするために必要です。
しかし、これらの番号だけでは過去の仕訳データや会社データを復元することはできません。
会計データ本体が残っていることが復旧の前提条件になります。
そのため、まずは故障したパソコン内のデータやバックアップの有無を確認することが重要です。
まず確認したいチェックリスト
パソコン故障後は次の項目を確認しましょう。
- USBメモリにバックアップを保存していないか
- 外付けHDDに保存していないか
- ネットワークドライブを利用していないか
- 故障したパソコンのSSDやHDDが読み出せるか
- 弥生ドライブなどのオンラインサービスを利用していないか
バックアップ先が見つかれば、新しいパソコンへの復元作業は比較的容易です。
データが見つからない場合の対処法
バックアップがなく、パソコンも起動しない場合はデータ復旧業者への相談を検討する価値があります。
特に法人や個人事業主の場合、会計データは税務申告にも関わる重要な情報です。
自分で何度も分解や修復を試みると復旧率が下がることもあるため、重要なデータであれば早めに専門家へ相談することをおすすめします。
まとめ
弥生会計のデスクトップ版では、会計データは基本的に利用者のパソコンやバックアップ先に保存されています。そのため、製品登録番号やシリアル番号だけではデータは復元できません。ただし、故障したパソコンの記憶装置が無事であったり、バックアップファイルが残っていたりすれば復旧できる可能性は十分あります。まずはバックアップの有無と保存場所を確認し、必要に応じてデータ復旧業者や弥生サポートへの相談を検討しましょう。


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