トリマー業界で転職や就職活動をしていると、「固定残業代込み」の求人を見かけることが多くあります。
特に「基本給20万円+固定残業25時間3万6千円」という条件を見ると、「これってブラック寄りなの?」と不安になる方もいるでしょう。
この記事では、固定残業代の仕組みや、トリマー業界の相場感、求人票で本当に確認すべきポイントについて整理していきます。
まず「固定残業代」があるだけではブラック確定ではない
固定残業代(みなし残業代)は、一定時間分の残業代をあらかじめ給与に含める制度です。
今回のケースでは、「25時間分=3万6千円」が毎月固定で支払われる形になります。
重要なのは“固定残業代があること”ではなく、“実際の働き方”です。
例えば、毎月10〜15時間程度しか残業していないなら、むしろ固定残業分が得になるケースもあります。
25時間の固定残業は多い?少ない?
25時間という数字自体は、求人市場全体で見ると極端に多いわけではありません。
ただし、トリマー業界は以下のような特徴があります。
- 閉店後の清掃・カルテ整理が発生しやすい
- 予約次第で終業時間が延びやすい
- 新人教育やSNS更新を任されることがある
- 昼休憩が不安定な店舗もある
そのため、「固定残業25時間ピッタリで収まるのか」は店舗環境によって大きく変わります。
ブラック寄りか判断するポイント
本当に見るべきなのは、“固定残業代の有無”より、以下の点です。
| 確認ポイント | 見るべき内容 |
|---|---|
| 実残業時間 | 毎月25時間を超えていないか |
| 超過分支給 | 求人票通り本当に支払われるか |
| 休憩時間 | ちゃんと取れているか |
| 休日数 | 完全週休2日か、月6〜8日か |
| 離職率 | スタッフが頻繁に辞めていないか |
固定残業制より、“サービス残業が常態化しているか”の方が重要です。
地方のトリマー業界としては給与はどう?
東京以外の地域で考えると、「基本給20万円」はトリマー業界では比較的悪くない部類に入るケースもあります。
特にトリマー業界は、以下のように給与水準が低めになりやすい傾向があります。
- 新人は18万円未満スタートも多い
- 資格手当が小さい
- 歩合制を採用している店もある
- 業界全体で人件費が抑えられやすい
そのため、地方で「総支給23〜24万円前後」であれば、極端な低待遇とは言い切れません。
面接で確認しておくべき質問
もし応募を検討しているなら、面接で以下を聞いておくと実態が分かりやすくなります。
- 平均残業時間はどれくらいか
- 固定残業を超える月はあるか
- 超過分は実際どう支払われるか
- 休憩は何分取れているか
- 新人の定着率はどうか
求人票だけでは分からない部分が非常に多いため、現場の空気感確認はかなり重要です。
まとめ
「基本給20万円+固定残業25時間3万6千円」という条件だけでは、ブラック企業とは断定できません。
特に地方のトリマー業界では、給与水準としてはそこまで悪くないケースもあります。
ただし、本当に重要なのは「実際の残業時間」「超過分支給」「休日・休憩の実態」です。
固定残業代の数字だけで判断せず、実際の働き方や職場環境まで確認したうえで、自分に合う職場かを見極めることが大切です。


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