すでに個人事業主として清掃事業を営んでいる方が、新たにハンドメイド商品の販売を始める場合、開業届や会計管理について迷う方は少なくありません。
特に、ネット販売やイベント出店など複数の収入源を持つ場合、税務上の取り扱いや会計ソフトの管理方法が重要になります。
開業届は複数出す必要はない
個人事業主は、原則として一つの開業届で複数の事業を兼業できます。
清掃事業の開業届をすでに提出している場合、ハンドメイド販売を新たに始めても、別途開業届を出す必要はありません。
届出の内容に『事業の種類』として、追加の収入源を追記しても良いですが、必須ではありません。
会計ソフトの管理方法
同じ会計ソフトで複数の事業を管理することも可能です。
ポイントは、収入と経費を事業別に区分することです。会計ソフトには『部門別』や『タグ付け』の機能があるものもあり、清掃事業とハンドメイド事業を分けて集計することができます。
事業ごとに別ソフトを契約する必要はありませんが、分けて管理したほうが確定申告時に整理しやすくなります。
確定申告での扱い
個人事業主は、全ての所得を合算して確定申告します。
つまり、清掃事業の売上とハンドメイド事業の売上を合計して申告します。ただし、経費も事業ごとに分けて計上することが望ましいです。
例えば、材料費はハンドメイド事業の経費、掃除用具の購入は清掃事業の経費と明確に区分することで、税務上のトラブルを避けられます。
税務署の回答と実務上の対応
税務署に問い合わせた際、「どちらでも良い」と言われるケースが多いですが、実務上は整理・管理しやすい方法を選ぶのが賢明です。
具体的には、既存の会計ソフトでタグや部門を使って事業ごとに分けて管理し、領収書や売上データも事業別に整理するとスムーズです。
まとめ
・複数の収入源があっても、開業届は原則一つでOK。
・会計ソフトも同じものを利用可能。ただし事業別に分けて管理すること。
・経費は事業ごとに区分し、確定申告時に整理する。
・税務署に問い合わせても原則柔軟ですが、管理がしやすい方法を自分で選ぶと良い。


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