派遣で工場勤務を始めたばかりの時期に、手首の痛みが悪化して「このまま続けていいのか」と悩む人は少なくありません。特に組立や製造系の仕事は、軽作業に見えても手首への負担が大きく、無理を続けると慢性化するケースがあります。
中でも小指側の手首が痛む場合、TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)を疑う声も多く、放置によって長引くこともあります。
ここでは、工場勤務中の手首トラブルで悩んだ時に、まず何を優先すべきか、誰に相談すべきかを整理して解説します。
TFCC損傷は「無理すれば治る」タイプではないことが多い
TFCC損傷は、手首の小指側にある軟骨や靭帯部分を傷める状態で、以下のような症状が出やすいと言われています。
- 小指側の痛み
- 手をひねると痛む
- 重い物を持つと痛い
- ドアノブ動作で違和感
- 力を入れると不安定感がある
特に工場作業のように、「持つ・回す・支える」を繰り返す環境では悪化しやすいです。
テーピングだけで無理を続けると、慢性化して数ヶ月単位で苦しむケースもあります。
まず優先すべきなのは整形外科の受診
現在の状態を見る限り、「痛いけど我慢できるから続ける」という段階を超えている可能性があります。
特に、
- 運転できないほど痛かった
- 1ヶ月近く治っていない
- 重い治具交換で痛みが出る
- 仕事後半で悪化する
- 痛みへの恐怖感が出ている
こういった状態は、一度きちんと整形外科で診てもらうべきサインです。
MRIなどを撮らないとTFCC損傷は断定できない場合もあります。
相談する順番は「派遣担当」が先
派遣社員の場合、基本的にはまず派遣会社の担当者へ相談するのが一般的です。
工場長や現場責任者へ直接話す前に、派遣元に状況を共有した方がトラブルになりにくいケースが多いです。
| 相談先 | 役割 |
|---|---|
| 派遣担当 | 契約・配置変更・休職相談 |
| 現場責任者 | 作業内容調整 |
| 整形外科 | 診断・就業可否判断 |
特に「痛みを隠して続けていた」状態だと、後から急に辞めるより、早めに相談した方が理解を得やすいこともあります。
「続けるか辞めるか」は診断後でも遅くない
今の段階では、「即辞めるしかない」と決めつけなくても大丈夫です。
例えば、
- 治具交換だけ配慮してもらう
- 配置転換
- 軽作業への変更
- 一時的な休業
など、職場によっては調整可能な場合もあります。
逆に、診断で「安静が必要」「重量物禁止」となれば、無理に続ける方が危険です。
工場勤務で悪化しやすいポイント
工場作業では、単純な重さ以上に「スピード」と「繰り返し動作」が手首へ負担をかけます。
特に今回のように、
- 治具交換が速さ重視
- 相方との連携作業
- 遅れると周囲に影響する
- 無意識に力む
という環境は、痛みを抱えた状態だと精神的プレッシャーも強くなりやすいです。
「痛みが怖くて動きがぎこちなくなる」のは珍しいことではありません。
良い職場だと思えるなら尚更、無理は危険
質問内容を見る限り、仕事内容や職場環境自体には好印象を持っているように感じられます。
だからこそ、「頑張ればなんとかなる」と無理を重ねてしまいやすい状態とも言えます。
しかし、手首は悪化すると日常生活にも影響しやすく、長引けば仕事選び自体に影響することもあります。
短期間の無理で数年苦しむケースもあるため、「まだ入社したばかりだから言いづらい」と抱え込まないことが大切です。
まとめ
工場勤務中の手首痛、とくにTFCC損傷が疑われる症状は、我慢して続けるほど悪化するケースがあります。現在の状態を見る限り、まず整形外科を受診し、派遣担当へ早めに相談することが重要です。
派遣社員の場合は、派遣元が間に入って調整してくれることも多く、いきなり退職だけが選択肢とは限りません。
「職場に迷惑をかけたくない」という気持ちは自然ですが、長期的に見ると、自分の身体を守ることが最優先です。


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