経理担当者にとって、社長個人の支出と会社負担を区別して正しく仕分けすることは重要です。特に社用車関連の費用は、個人負担と会社負担が混在する場合があるため、具体的な仕訳例を知っておくと便利です。
ケースの整理
今回のケースでは、車検代60,000円のうち、40,000円は社長が自分で負担し、20,000円を会社が負担する指示です。
さらに会社請求が20万円の中にこの20,000円も含めるという条件があるため、正しい仕訳を行う必要があります。
社長個人負担の処理
社長が自分で支払った40,000円は会社の経費とは関係ないため、会社の帳簿には記録しません。
仕訳対象は会社負担分の20,000円のみです。
会社負担分の処理
会社負担分20,000円は、社用車の修理・維持費として処理します。
仕訳例。
| 借方 | 貸方 |
|---|---|
| 修繕費 20,000円 | 未払金 20,000円 |
未払金として計上することで、後日社長からの会社請求(20万円の中に紛れた分)と相殺可能です。
請求との調整
会社請求20万円に社長の20,000円分が含まれている場合、請求を受けた際には以下の仕訳で相殺できます。
| 借方 | 貸方 |
|---|---|
| 未払金 20,000円 | 現金 20,000円 |
これにより、会社負担分だけが会社の費用として正しく記録されます。
まとめ
社長個人負担と会社負担を明確に区別することが重要です。社長個人分は会社帳簿に記録せず、会社負担分のみを修繕費などの科目で処理します。会社請求と相殺することで、帳簿上も正確に管理できます。


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