警察官になるには全員試験が必要?採用試験の内容や昇進制度までわかりやすく解説

公務員試験

警察官を見ていると、「みんな同じように制服を着ているけど、全員試験を受けているのだろうか?」と気になる人もいるかもしれません。

実際には、警察官になるためには原則として採用試験を受ける必要があります。また、採用後も昇進や専門部署への配属などで試験や選考が関わる場面があります。

この記事では、警察官になる流れや試験制度、どのような人が採用されるのかをわかりやすく解説します。

警察官は原則として全員が採用試験を受けている

日本の警察官は公務員です。

そのため、基本的には各都道府県警察や警察庁が実施する採用試験を受験し、合格しなければ警察官にはなれません。

主な採用区分

区分 特徴
警察官A 大卒程度の試験
警察官B 高卒程度の試験
警察事務 警察署で事務を行う職員

つまり、交番勤務をしている警察官も、刑事も、機動隊員も、基本的には採用試験を経て入っています。

「コネだけで警察官になれる」というイメージを持つ人もいますが、正式採用には試験合格が必要です。

警察官採用試験では何をする?

警察官採用試験は、学力だけで決まるわけではありません。

体力や適性、人柄なども重視されます。

一般的な試験内容

  • 筆記試験
  • 作文・論文
  • 面接
  • 体力試験
  • 適性検査
  • 身体検査

体力試験では、反復横跳びや腕立て、持久走などが実施されることがあります。

また、面接では「なぜ警察官になりたいのか」「規律を守れるか」なども見られます。

採用後も勉強や試験は続く

警察官は採用されたら終わりではありません。

むしろ、そこから継続的な教育や試験があります。

昇任試験とは

警察では、階級を上げるために昇任試験があります。

階級
巡査 新人警察官
巡査部長 班長クラス
警部補 係長クラス
警部 課長補佐クラス

昇進するには、勤務成績だけでなく筆記試験や面接などが必要になる場合があります。

そのため、「警察官はずっと勉強が必要な仕事」と言われることもあります。

ドラマのように突然刑事になれるわけではない

刑事ドラマでは、若い警察官がすぐ捜査一課へ配属される場面もありますが、現実では段階を踏むケースが一般的です。

多くは交番勤務などを経験し、その後に適性を見て異動になります。

実際のキャリア例

  1. 警察学校
  2. 交番勤務
  3. 地域課・交通課
  4. 刑事課や生活安全課へ異動

もちろん優秀な人は早く抜擢されることもありますが、基本的には経験を積みながらキャリアを形成していきます。

警察学校でも厳しい訓練がある

採用後はすぐ現場に出るわけではなく、まず警察学校に入ります。

ここでは法律や逮捕術、拳銃訓練、礼儀作法などを学びます。

警察学校で学ぶ内容

  • 刑法・交通法規
  • 柔道・剣道
  • 逮捕術
  • 敬礼や規律
  • 無線通信

集団生活になることも多く、規律を重視する環境です。

「正義感だけ」で続けられる仕事ではなく、体力や精神力も必要になります。

まとめ

警察官は原則として全員が採用試験を受けています。

筆記試験だけではなく、面接や体力試験、適性検査など複数の選考を通過しなければなりません。

また、採用後も昇進試験や専門教育があり、継続的に学び続ける仕事でもあります。

制服を着て働いている警察官は、全員が一定の採用基準をクリアした公務員だと言えるでしょう。

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