専門学校でプログラミングやアルゴリズムを学び始めたものの、「全然解けない」「ミスばかりする」「自分だけ理解できていない気がする」と悩む人は少なくありません。特に高校まで成績優秀だった人ほど、専門分野の難しさに直面した時のショックは大きくなりがちです。しかし、アルゴリズムでつまずくことは珍しいことではなく、学び方を変えることで改善するケースも多くあります。この記事では、専門学校でアルゴリズムに苦戦した時の考え方や具体的な勉強法、気持ちが辛くなった時の対処法について解説します。
高校まで成績が良くても専門学校で苦戦する人は多い
まず知っておきたいのは、高校まで成績上位だった人でも、専門学校や大学で急に伸び悩むことは珍しくないという点です。
高校までは「暗記」「努力量」「定期テスト対策」で上位を維持できる場合がありますが、アルゴリズムやプログラミングは「考え方」「試行錯誤」「抽象化」が必要になるため、別の能力を使います。
そのため、今苦戦しているからといって「知能が低い」という話ではありません。
むしろ、専門学校に入って初めて“考える型の勉強”に触れて戸惑う人はかなり多いです。
アルゴリズムは「センス」より反復量が大事
アルゴリズムは天才だけが解ける分野と思われがちですが、実際は反復練習の影響がかなり大きい分野です。
例えば、最初は多くの人が次のような状態になります。
- 変数の意味が混乱する
- for文の動きが追えない
- 処理順序が分からなくなる
- 途中で何をしているか分からなくなる
これは初心者には普通のことです。
特にASD傾向がある人は、「一度ミスすると強く引きずる」「完璧に理解しないと進めない」傾向が出ることがあります。
しかし、アルゴリズムは最初から完璧理解を目指すより、「とりあえず真似して動かす」方が伸びやすいです。
ミスを減らすための勉強法
アルゴリズムでミスが多い場合、勉強方法を変えると改善することがあります。
① 紙に処理を書き出す
頭の中だけで追うと混乱しやすいため、
- 変数の値
- ループ回数
- 条件分岐
を紙に書いて整理すると理解しやすくなります。
② 小さい問題から始める
難問ばかり解こうとすると挫折しやすいです。
まずは、
- 最大値を探す
- 配列を合計する
- 偶数奇数を判定する
など、短い問題を反復する方が効果的です。
③ 「解けなかった問題ノート」を作る
間違えた問題だけをまとめるノートを作ると、自分の苦手パターンが見えてきます。
「なぜミスしたか」を書くと再発防止につながりやすいです。
おすすめのアルゴリズム問題集
基本情報技術者試験レベルなら、次の教材が比較的人気です。
| 教材名 | 特徴 |
|---|---|
| キタミ式 基本情報技術者 | 初心者向けで図解が多い |
| 基本情報技術者 科目B問題集 | アルゴリズム対策に強い |
| 徹底攻略 基本情報技術者 | 問題数が多い |
| Paizaラーニング | 無料でコード練習可能 |
| AtCoder Beginners Selection | 競技プログラミング初級向け |
最初は「簡単すぎる」と思う問題を大量に解く方が、結果的に力が伸びやすいです。
辛くなった時は「比較」を減らす
専門学校では周囲が優秀に見えて、自分だけできないように感じやすいです。
しかし実際は、多くの人が裏でかなり苦戦しています。
特にプログラミング系は、「分かったふり」をする人も少なくありません。
他人の理解速度ではなく、「昨日の自分より少し進めたか」で考えた方が長続きしやすいです。
発達特性がある人ほど環境との相性が大切
ASD傾向やADHD傾向がある場合、環境の影響を強く受けることがあります。
例えば、
- 授業スピードが速すぎる
- 周囲の雑音が多い
- 質問しづらい空気がある
だけでも理解しにくくなることがあります。
そのため、「自分がダメ」ではなく「今の学び方が合っていない可能性」を考えることも重要です。
最近はYouTubeやオンライン教材など、自分のペースで学べる環境も増えています。
親への怒りや進路への後悔がある時
「自分で選んだわけじゃない」という気持ちが強いと、苦しい時に余計つらくなりやすいです。
ただ、今後の人生は途中で方向転換もできます。
専門学校に入ったからといって、その道しか選べないわけではありません。
まずは「今すぐ人生終了ではない」と考えることが大切です。
まとめ
専門学校でアルゴリズムにつまずくことは珍しいことではありません。
特に高校まで成績優秀だった人ほど、専門分野特有の難しさにショックを受けやすいです。
しかし、アルゴリズムは反復練習によって伸びやすい分野でもあります。
小さい問題を積み重ね、紙に書きながら整理し、自分のペースで学習することが大切です。
また、辛くなった時は「自分だけできない」と思い込みすぎず、環境や学び方との相性も含めて考えてみると、少し気持ちが楽になることがあります。


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