日商簿記3級を「スッキリわかるシリーズ」で学習した人が、次に悩みやすいのが2級の教材選びです。
特に簿記2級では、「商業簿記」と「工業簿記」に分かれているため、「これって両方必要なの?」と疑問を持つ人も少なくありません。
また、2級は3級より一気に難易度が上がるため、自分に合った参考書を選ぶことが合格への近道になります。
この記事では、TAC出版のスッキリわかるシリーズの構成や、簿記2級で必要な教材、おすすめのテキストについてわかりやすく整理していきます。
簿記2級は「商業簿記」と「工業簿記」の両方が必要
まず結論から言うと、簿記2級は以下の2科目セットで試験範囲になります。
| 科目 | 内容 |
|---|---|
| 商業簿記 | 会社の会計処理・決算など |
| 工業簿記 | 製造業の原価計算など |
そのため、「スッキリわかる日商簿記2級 商業簿記」と「スッキリわかる日商簿記2級 工業簿記」の両方が必要になります。
どちらか片方だけでは、試験範囲をカバーできません。
3級では商業簿記のみでしたが、2級から工業簿記が追加されるのが大きな違いです。
工業簿記は最初は難しく見えて実は得点源になりやすい
初めて工業簿記を見ると、
- 材料費
- 労務費
- 製造間接費
- 原価差異
など聞き慣れない言葉が多く、苦手意識を持つ人が多いです。
しかし実際には、工業簿記はパターン学習しやすく、慣れると得点源になりやすい科目です。
一方で商業簿記は。
- 連結会計
- 税効果会計
- 有価証券
- リース会計
など範囲が広く、理解型問題も増えます。
そのため、多くの受験生は「商業簿記の方が大変だった」と感じます。
スッキリわかるシリーズは独学向き?
TAC出版の「スッキリわかるシリーズ」は、簿記初学者に非常に人気があります。
特徴としては。
- イラストが多い
- 説明がやさしい
- 会話形式で読みやすい
- 独学でも進めやすい
などがあります。
特に3級でスッキリシリーズが合っていた人なら、2級でもそのまま継続するのはかなりおすすめです。
参考書は「評判が良いもの」より、「自分が続けやすいもの」の方が重要です。
簿記2級でおすすめされやすいテキスト
簿記2級で人気が高い教材には、主に以下があります。
| シリーズ | 特徴 |
|---|---|
| スッキリわかる | 初心者向け・読みやすい |
| みんなが欲しかった! | 図解が多く視覚的 |
| 合格テキスト | しっかり理論を学べる |
| パブロフ流 | アプリ感覚で学びやすい |
ただし、教材を何冊も買い替えるより、まず1シリーズを最後までやり切る方が重要です。
簿記2級は「理解+反復」が必要な試験なので、途中で教材をコロコロ変えると逆に混乱しやすくなります。
2級は問題集がかなり重要
簿記2級では、テキストだけでは合格が難しいケースが多いです。
特に。
- 総合問題
- 仕訳量
- 時間配分
に慣れる必要があります。
そのため、テキストと並行して。
- 問題集
- 過去問
- 予想問題集
を解くことが非常に重要です。
おすすめの流れとしては。
- テキストを読む
- 例題を解く
- 問題集で反復
- 模試形式で時間を測る
という順番です。
独学なら「毎日少しでも触る」がかなり大事
簿記2級は、短期間で詰め込むより、毎日継続した方が伸びやすい資格です。
特に商業簿記は。
- 仕訳ルール
- 勘定科目
- 決算整理
を忘れやすいため、日を空けると感覚が鈍ります。
逆に毎日30分〜1時間でも続けると、かなり定着しやすくなります。
「今日は問題1問だけでもやる」という積み重ねが、2級では本当に大切です。
簿記2級は3級より一気に難しくなる
簿記2級は、3級の延長線というより「別レベル」と感じる人も多いです。
特に。
- 範囲が広い
- 問題量が多い
- 総合問題が重い
という特徴があります。
そのため、最初につまずくのは普通です。
特に工業簿記が始まった直後は、「意味が分からない」と感じる人が非常に多いですが、問題演習を重ねると急に理解が進むケースもよくあります。
まとめ
簿記2級では、「商業簿記」と「工業簿記」の両方が試験範囲になるため、スッキリわかるシリーズも両方必要になります。
3級でスッキリシリーズが合っていたなら、2級でも継続使用はかなりおすすめです。
また、2級ではテキストだけでなく問題演習が非常に重要になるため、問題集や過去問も並行して取り組むことが合格への近道になります。
最終的には「どの参考書が最強か」より、「1冊をやり切れるか」が大切です。


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