従業員10人程度、売上高2億8000万円の中小解体工事会社の場合、経営者の資産規模や手元に残るお金はどの程度か気になる方も多いでしょう。ここでは経営規模や利益構造を踏まえ、一般的な目安を解説します。
売上高と利益の関係
売上高2億8000万円に対して、売上総利益2800万円、経常利益2400万円という数値は、売上総利益率が約10%、経常利益率が約8.6%程度になります。建設・解体業界では人件費や機械リース費、材料費がかかるため、この水準は平均的です。
経営者は、この経常利益の中から役員報酬、税金、設備投資、内部留保などを差し引いた金額が手元に残る資金となります。
経営者の手元資金の目安
経常利益2400万円のうち、役員報酬として1000〜1500万円を受け取り、残りを法人内部に残すケースが多く見られます。税引後の可処分所得は概ね700〜1000万円程度と推定されます。
ただし、過去の内部留保や個人的な資産運用の有無、設備投資状況によって、実際の手元資金は変動します。
資産規模と財務の見方
会社の現預金、未回収金、設備資産などを総合すると、経営者の持つ資産は1億円前後のケースもあります。ただし、多くは会社資産として管理され、個人資産とは別に考えられます。
会社運営上は、利益の一部を将来の事業拡大やリスク対応のために残すことが一般的です。
まとめ
中小解体工事会社の経営者の場合、経常利益や役員報酬を踏まえると、年換算で手元に700〜1000万円程度の可処分資金があると推測されます。総資産としては会社資産を含め1億円前後が目安ですが、事業継続や設備投資の必要性から、全額を自由に使えるわけではありません。資産規模を考える際には、役員報酬、税金、内部留保のバランスを理解することが重要です。


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