日商簿記1級170回の試験を受けた後に自己採点を行った方にとって、合格の可能性を判断することは非常に重要なステップです。この記事では、自己採点の結果を基に合格の可能性について考察し、今後の進路についてのアドバイスをお伝えします。
自己採点結果を分析する
まず、自己採点の結果を詳しく見てみましょう。各予備校の自己採点結果は以下の通りです。
- ネットスクール: 商14 会22 工17 原20 計73
- TAC: 商13 会22 工17 原19 計71
- CPA: 商14 会22 工17 原22 計75
- 大原: 商14 会22 工17 原19 計72
各科目での得点が比較的安定していることが分かります。特に、商業簿記(商)と会計学(会)で安定した得点が取れている点が強みと言えるでしょう。
合格の可能性をどう判断するか
日商簿記1級の合格ラインは、試験の難易度によって異なりますが、一般的に70点以上が合格の目安とされています。自己採点の結果、73点~75点というスコアは、合格ラインを超えているため、合格の可能性が高いと考えられます。
ただし、試験の最終的な合格者数や難易度によっては、スコアが多少低くても合格する場合もあるため、今後の復習を続けることが大切です。
受験後の進路について
8月に税理士試験を控えているため、日商簿記1級の結果に自信がある場合、7月の全経上級の対策を優先するかどうかを考慮することが重要です。もし、日商簿記1級に合格する自信が持てるのであれば、全経上級に集中するのも一つの方法です。
一方で、結果が不安な場合や、合格が確実でないと感じた場合には、全経上級の準備を進めておく方が安心です。
まとめ
自己採点の結果から判断すると、日商簿記1級170回の合格の可能性は高いと考えられます。しかし、最終的な合格結果は試験の最終的な採点に依存するため、引き続き復習を続けることをお勧めします。また、税理士試験が控えていることも考慮し、今後の進路を決める際には慎重に計画を立てることが大切です。