簿記1級の試験や実務で頻繁に登場する予算編成の問題。特に「変動費予算」と「固定費予算」の取り扱いに関して、具体的にどのように予算を組み合わせるかについて疑問が生じることがあります。この記事では、変動費予算と固定費予算をどのように扱うべきかについて解説します。
変動費予算と固定費予算の違い
まず、変動費予算と固定費予算について簡単に説明します。変動費予算は、生産量や業務量に応じて変動する費用の予算であり、例えば製造業であれば原材料費や直接労務費などが含まれます。対して、固定費予算は、業務量に関係なく一定額が発生する費用の予算で、例えば家賃や管理職の給与がこれに当たります。
変動費予算と固定費予算は両方含めるべきか?
ご質問にあった通り、変動費予算を使用する場合でも、固定費予算を別途組み込む必要があります。これは、予算編成の際に変動費と固定費が異なる性質を持っているためです。特に、固定費は業務量に関係なく発生するため、予算には必ず両方を含めて、総合的な予算を作成する必要があります。
固定予算を使った第2工程の予算計算
次に、固定予算を使った第2工程の予算許容額について説明します。問題文にあった通り、第2工程の予算許容額は「@3,000円×基準3,300時間=9,900,000円」です。この場合、基準となる時間数(3,300時間)に単価(@3,000円)を掛け算することで、予算を求めることができます。この計算方法は、固定費を基にした予算編成の基本となります。
まとめ
総じて、変動費予算と固定費予算は別々に計算し、最終的な予算編成には両方を含める必要があります。特に、実務においては両者を分けて予算を組むことで、より現実的で実行可能な予算を作成できます。試験や実務で出題される際には、変動費と固定費の違いをしっかりと理解し、計算の仕方を覚えておくことが重要です。

