警察採用試験の面接では、「最近気になったニュース」や「関心のある社会問題」について質問されることがあります。その際、どのニュースを選ぶべきか、発表から時間が経っている話題でも問題ないのか悩む受験者は少なくありません。
特に少年課など特定の部署を志望している場合、自分の志望分野と関連した社会問題を取り上げることは、仕事への関心や問題意識を伝える良い機会になります。
この記事では、警察官採用試験の面接で扱うニュースの選び方や、数か月前に発表されたニュースを使う場合の伝え方、評価されやすい回答例について解説します。
警察採用試験の「最近のニュース」は発表直後だけを指すわけではない
面接で聞かれる「最近気になったニュース」は、必ずしも数日前や数週間以内に報道された話題だけを意味するわけではありません。
重要なのは、そのニュースが現在の社会に関係しており、自分がなぜ関心を持ったのかを説明できることです。
例えば、半年ほど前に発表された小中高生の自殺者数に関するニュースであっても、少年問題や子どもの安全に関わる重要なテーマであれば、十分に面接で取り上げる価値があります。
少年課を志望するなら子どもの自殺問題は関連性の高いテーマ
警察の少年部門では、非行防止だけでなく、犯罪被害から子どもを守る活動や、悩みを抱える少年への支援も重要な役割です。
そのため、小中高生の自殺増加という問題に関心を持つことは、少年の置かれている環境や心理的な問題について考えていることを示せます。
ただし、単に「自殺者数が過去最多だったので気になりました」と述べるだけでは、ニュースの紹介で終わってしまいます。警察官としてどのように向き合いたいのかまで話すことが大切です。
面接ではニュースの日付よりも自分の考えが重要
警察採用試験の面接官が確認したいのは、受験者がニュースをどれだけ最近見たかではなく、社会問題についてどのように考えているかです。
例えば、「6か月前のニュースですが、子どもの自殺者数が過去最多になったという報道を見て、少年が抱える悩みを早期に発見することの重要性を感じました」と説明できます。
さらに、「将来少年課に携わる立場になった場合、学校や家庭と連携しながら、悩みを抱える少年を支援できる警察官になりたいです」と続けることで、志望動機とのつながりが生まれます。
古いニュースを使う場合に注意したいポイント
発表から時間が経過したニュースを使う場合は、現在も関心を持っている理由を明確にすると良いでしょう。
例えば、「当時発表された数字を見て終わり」ではなく、「その後も子どもの孤立やSNS上の問題などについて考えるきっかけになった」というように、自分の学びや考えにつなげます。
また、面接前には最新の関連ニュースも確認しておくことがおすすめです。同じテーマについて最近どのような動きがあるか知っておくと、質問を深掘りされた場合にも対応しやすくなります。
警察面接で評価されやすいニュース回答の組み立て方
ニュースについて答える場合は、以下の流れで話すと分かりやすくなります。
1.ニュースの内容
どのような出来事だったのか簡潔に説明します。
2.関心を持った理由
なぜ自分がそのニュースに注目したのかを伝えます。
3.警察官としての考え
将来どのように問題解決に関わりたいかを述べます。
例えば、「小中高生の自殺者数が過去最多になったというニュースが印象に残っています。少年課を志望しているため、子どもが抱える悩みを早期に発見し、支援につなげることの重要性を感じました。警察官になった際には、事件への対応だけでなく、少年が安心して生活できる環境づくりにも貢献したいです」といった形です。
ニュース選びでは自分の志望理由との一貫性を意識する
警察採用試験では、回答内容同士の一貫性も見られます。少年課を希望しているにもかかわらず、志望理由と関係の薄いニュースを選ぶより、自分が関心を持つ分野に関連した話題を選ぶほうが説得力があります。
小中高生の自殺問題は、少年の保護や支援という警察の役割と関連が深いため、適切に説明できれば志望意識を伝える材料になります。
大切なのはニュースの新しさだけではなく、その問題を自分がどう受け止め、警察官としてどう向き合いたいかを伝えることです。
まとめ
警察採用試験の面接で使う「最近気になったニュース」は、必ずしも数週間以内に報道された話題である必要はありません。
半年ほど前に発表された小中高生の自殺者数に関するニュースでも、少年課志望という自分の進路と関連付けて説明できれば、十分に有効な題材になります。
面接ではニュースの新しさを競うのではなく、その問題に対する関心や、自分が警察官としてどのように貢献したいかを伝えることが重要です。


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