退職前の有給消化はどう数える?飲食店勤務の休日・希望休・退職日の考え方を解説

労働条件、給与、残業

退職が決まった際に多くの人が迷うのが、残っている有給休暇をいつ使うかという問題です。特にシフト制で働く飲食店などでは、通常の休日や希望休と有給休暇の扱いが分かりにくく、最終出勤日や退職日を間違えやすいポイントになります。

この記事では、シフト勤務の人が退職前に有給を消化する場合の基本的な考え方、休日と有給の違い、退職日との関係について分かりやすく解説します。

退職前の有給消化はどのように考えるべきか

有給休暇は、労働者が本来出勤する予定の日に休むための制度です。そのため、もともと会社の休日になっている日やシフト上の休みの日に、有給休暇を充てることは基本的にはありません。

例えば、水曜日が店休日で毎週休みになっている場合、その水曜日は有給を使わなくても休日になります。有給休暇の日数は、出勤予定だった日を休みに変更することで消化されます。

そのため、退職前に7日間の有給を使いたい場合は、カレンダー上の7日間ではなく、その期間内に本来勤務予定だった日が何日あるかを確認する必要があります。

希望休と有給休暇は別に考える必要がある

シフト制の職場では、希望休と有給休暇の扱いが混同されることがあります。しかし、希望休は会社のシフト作成時に休みを希望する制度であり、有給休暇とは別のものです。

例えば、火曜日が希望休として設定されている場合、その日が最初から休日扱いになっているのであれば、有給休暇を1日消化したことにはなりません。

一方で、会社が作成したシフトで火曜日が勤務日になっている場合は、その日に有給を申請して休むことができます。最終的には、実際の勤務シフト上で出勤予定だったかどうかが重要になります。

退職日は有給消化の最終日になるのか

退職日と有給消化期間の関係は、会社との退職日の設定によって決まります。有給休暇を使い切った最後の日を退職日に設定するケースは一般的によくあります。

例えば、8月31日付で退職する場合、8月31日まで在籍している状態になります。そのため、8月24日から8月31日までの期間を有給消化期間として設定することも可能です。

一方で、9月1日を退職日とする場合は、8月31日までは在籍扱いとなり、9月1日に退職する形になります。有給消化の終了日と退職日は、会社との手続きで明確に決める必要があります。

シフト勤務で有給7日を消化する場合の具体例

例えば、8月末退職で有給が7日残っている場合、8月24日から31日まで連続して休みたいと考えることがあります。しかし、その中に店休日や元々の休日が含まれている場合、実際に消化する有給日数は7日間の期間とは一致しない可能性があります。

具体的には、8月26日が店休日、水曜日が固定休の場合、その日は有給を使わず休日になります。そのため、24日から31日まで休んだとしても、有給を使用する日数は勤務予定日のみになります。

残りの有給日数と実際の勤務予定日を照らし合わせ、必要であれば有給開始日を前倒しするなどの調整が必要です。

退職前の有給消化で会社と確認すべきポイント

退職前の有給消化でトラブルを避けるためには、口頭だけではなく、会社と退職日・有給取得日を確認しておくことが大切です。

確認するポイントとしては、「退職日は何月何日になるのか」「有給は何日残っているのか」「シフト上の勤務日はどこになるのか」「休日と有給取得日をどのように設定するのか」といった点があります。

特に飲食店などのシフト制では、店長や人事担当者が作成する勤務表によって有給取得日が決まることもあるため、早めに相談しておくとスムーズです。

まとめ|退職前の有給消化は勤務予定日を基準に考える

退職前に有給休暇を消化する場合、単純にカレンダーの日数で考えるのではなく、本来勤務する予定だった日を基準に考えることが重要です。

希望休や店休日などの休日は基本的に有給消化日には含まれません。また、退職日を8月31日にするのか9月1日にするのかによって在籍期間も変わります。

自分の残っている有給日数とシフトを確認し、会社と退職日・有給消化期間を調整することで、最後まで安心して退職手続きを進めることができます。

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