表計算2級の利回り計算方法を解説!ROUNDUPで7.7%にする正しいExcel関数の使い方

簿記

表計算2級の問題では、利益額や買入額から利回りを求める計算がよく出題されます。しかし、計算式自体は合っているのに、結果が770%のように大きな数字になってしまい、正しい7.7%にならないケースがあります。この記事では、利回り計算の考え方とExcelや表計算ソフトでの正しい関数入力方法について解説します。

利回りを求める基本的な計算方法

利回りとは、投資した金額に対して利益がどれくらい発生したかを割合で表したものです。基本的な計算式は「利益額÷買入金額×100」で求めます。

今回の例では、買入金額が1,529,075円、利益額が116,285円となっています。そのため計算式は以下のようになります。

116,285÷1,529,075×100=約7.6%

つまり、利回りは約7.7%になります。770%になる場合は、パーセント表示の扱い方に原因がある可能性があります。

770%になる原因は100倍していること

表計算ソフトでは、セルの表示形式によってパーセントの扱いが変わります。例えば、セルの表示形式が「パーセント」になっている場合、計算結果に100を掛ける必要はありません。

「利益額÷買入金額×100」という式を入力した後に、さらにセルの表示形式をパーセントにすると、100倍が二重に行われてしまいます。

例えば、116285÷1529075の結果は約0.076になります。このセルをパーセント表示にすると、自動的に7.6%と表示されます。

正しいExcel関数の入力例

利回りを小数第1位まで切り上げたい場合、セルの表示形式が通常の場合は以下のような式になります。

=ROUNDUP((利益額/買入額)*100,1)

しかし、セルの表示形式を「パーセント」に設定する場合は、100を掛けずに以下のように入力します。

=ROUNDUP(利益額/買入額,3)

この場合、計算結果は0.077となり、パーセント表示にすると7.7%になります。

ROUNDUP関数の桁数指定の考え方

ROUNDUP関数は、指定した桁数で切り上げる関数です。第2引数の数字によって、どの位置で丸めるかが変わります。

表示したい内容 ROUNDUPの桁数
7.7%(小数第1位まで) 3
7.70%(小数第2位まで) 4

パーセント表示では、小数点以下の位置が通常の数値表示と異なるため注意が必要です。

例えば0.07612という数値は、パーセント表示では7.612%になります。そのため7.7%にしたい場合は、0.077になるように処理する必要があります。

表計算2級でよくある利回り計算のミス

表計算試験では、計算式だけでなくセルの表示形式まで正しく設定する必要があります。特にパーセント計算では「×100をするのか」「パーセント表示を使うのか」を間違えやすいポイントです。

よくある間違いは、以下のようなものです。

  • 計算式で×100をしたうえでパーセント表示にする
  • ROUNDUPの桁数を間違える
  • 利益額と買入額のセルを逆にする
  • 表示形式を確認せず結果だけを見る

試験では答えの数字だけではなく、どのような表示形式で出すかも確認する習慣をつけることが大切です。

まとめ

表計算2級の利回り計算で770%になる場合、多くは「×100」と「パーセント表示」の重複が原因です。

セルをパーセント表示にする場合は「利益額÷買入額」だけで計算し、必要な桁数でROUNDUPを設定します。

今回の例では「=ROUNDUP(116285/1529075,3)」を入力し、セルをパーセント表示にすると約7.7%になります。表計算試験では計算式だけでなく、表示形式まで意識して練習すると安定して正解できるようになります。

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