有限会社の代表者として従業員に株式譲渡を予定していたものの、従業員が譲渡契約を辞退する場合には、正式な書面を作成することが重要です。書面により、将来のトラブルを防ぎ、双方の合意を明確に残すことができます。ここでは、株式譲渡辞退の書面作成のポイントと、実際に使えるテンプレート例をご紹介します。
1. 株式譲渡辞退書面の基本構成
辞退書面には以下の項目を含めると良いです。
- 文書のタイトル:「株式譲渡辞退届」など明確に
- 日付
- 従業員の氏名と住所
- 会社名・代表者名
- 譲渡予定の株式の内容(株数・譲渡条件など)
- 辞退する旨の明確な記載
- 署名・押印欄
ポイントは、あくまで「辞退する意思表示」であることを明記し、譲渡契約を取り消すものではなく、あくまで実行しない合意であることを明示することです。
2. 株式譲渡辞退書面の例(テンプレート)
以下は一例です。必要に応じて法律相談も検討してください。
株式譲渡辞退届令和〇年〇月〇日私は、有限会社〇〇(以下「会社」という)代表取締役より譲渡予定であった株式について、譲渡を辞退することをここに表明いたします。記1. 辞退対象株式:有限会社〇〇発行済株式〇株(譲渡予定日:令和〇年〇月〇日)2. 辞退の意思:上記株式の譲渡契約について、私は譲渡を辞退し、譲渡手続きを行わないことに同意します。3. 本書は譲渡契約の取り消しではなく、譲渡の実行を行わない意思表示であることを確認します。従業員氏名:_________住所:___________署名:___________
3. 作成時の注意点
・譲渡契約書と合わせて保管し、会社側も記録を残すこと
・複数従業員がいる場合は、全員分を個別に作成
・署名・押印を忘れず、日付も明記
・必要に応じて公正証書にすることで法的効力を高めることも可能です
4. まとめ
従業員が譲渡契約を辞退する場合には、書面で意思表示を明確に残すことが重要です。上記テンプレートを参考に、会社と従業員双方が合意したことを証拠として残すことで、将来のトラブル防止につながります。状況に応じて、弁護士に相談して内容を確認することもおすすめです。


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