アニメ・ゲーム・デザイン系の専門学校では、AO入試を早期に実施している学校が多くあります。しかし、複数の学校で迷っている段階でAOエントリーを進めると、思わぬ形で選択肢が狭まることもあります。特に併願不可の学校を検討している場合は、AOエントリーの意味やタイミングを正しく理解しておくことが重要です。
AOエントリーと出願は同じではない
まず理解しておきたいのが、AOエントリーと正式な出願は別の手続きであるという点です。
学校によって制度は異なりますが、一般的にAOエントリーは「入学意思を示して選考を受けるための申請」、正式出願は「合格後に入学手続きを進める段階」とされています。
ただし、一部の専門学校ではAOエントリーの時点で専願扱いになるケースもあります。そのため、エントリー用紙を提出する前に募集要項を確認することが欠かせません。
併願不可の学校で注意すべきこと
「併願不可」と書かれている場合、その学校のAO入試や推薦入試に合格したら他校へ進学しないことを前提としているケースが多くあります。
例えばB校がAO入試は専願のみで併願不可としている場合、A校のAO制度を利用したことでB校のAO受験資格を失う可能性があります。
一方で、一般入試については併願可能としている学校も少なくありません。そのため、「AOはA校、一般入試はB校」という形が可能な場合もあります。
迷っているなら確認すべきポイント
学校によってルールが異なるため、推測で判断するのは危険です。
| 確認事項 | 内容 |
|---|---|
| AOエントリーの効力 | 提出時点で専願扱いになるのか |
| AO合格後の辞退 | 辞退可能かどうか |
| 併願ルール | 他校AOとの併願可否 |
| 一般入試との関係 | 一般入試なら併願可能か |
これらは電話やメールで入試事務局へ問い合わせれば回答してもらえます。
期限が迫っている場合の考え方
AO制度は早期に進路を決めたい人向けの制度です。そのため、まだ学校選びで迷っている場合は、無理に急いで決断しないことも選択肢の一つです。
特に将来の職業や学びたい内容が似ている学校同士で迷っている場合は、オープンキャンパスへの参加や作品制作環境、就職実績、卒業生の進路などを比較したうえで決める方が後悔は少なくなります。
入学後の2年間や3年間は長いため、数日の判断で焦って決める必要はありません。
学校へ直接問い合わせるのが最も確実
募集要項を読んでも判断できない場合は、学校の入試担当者へ直接確認するのが最も確実です。
「AOエントリー用紙を提出すると他校AOとの併願はできなくなりますか?」「現時点でB校とも迷っているのですが問題ありませんか?」と率直に聞いて問題ありません。
入試担当者は毎年同様の相談を受けているため、遠慮する必要はありません。
まとめ
AOエントリー用紙を提出した時点で他校のAO入試が受けられなくなるかどうかは、学校ごとの規定によって異なります。併願不可の学校が関係している場合は、募集要項だけで判断せず必ず入試担当へ確認しましょう。
進路選択では「期限に間に合わせること」よりも「納得して進学先を決めること」の方が重要です。迷いがあるなら、まずは制度の詳細を確認したうえで判断することをおすすめします。


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