正社員・非正社員と常勤・非常勤の違いとは?雇用形態と勤務形態をわかりやすく解説

労働問題、働き方

求人票や雇用契約書を見ると、「正社員」「非正社員」「常勤」「非常勤」といった言葉が使われています。しかし、これらは同じ意味ではありません。実は「正社員・非正社員」は雇用形態を表す言葉であり、「常勤・非常勤」は勤務形態を表す言葉です。そのため、正社員でありながら常勤である人もいれば、非正社員でありながら常勤として働く人もいます。

正社員と非正社員とは

正社員とは、一般的に期間の定めのない雇用契約を結び、会社の正規雇用労働者として働く人を指します。

一方、非正社員は契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなど、正社員以外の雇用形態で働く人の総称です。

つまり、正社員・非正社員は「どのような契約で雇われているか」を示しています。

区分 内容
正社員 正規雇用の労働者
非正社員 契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなど

常勤と非常勤とは

常勤と非常勤は、勤務時間や勤務日数に関する区分です。

常勤とは、その職場で定められたフルタイム勤務に近い形で働く人を指します。一方、非常勤は勤務時間や勤務日数が少ない働き方を指すことが一般的です。

特に公務員や学校、病院などでは「非常勤職員」「非常勤講師」という表現がよく使われます。

正社員と常勤は同じではない

正社員と常勤は混同されやすいですが、意味は異なります。

例えば、正社員の多くは常勤ですが、「正社員=常勤」というわけではありません。また、契約社員や嘱託職員であってもフルタイム勤務なら常勤と呼ばれることがあります。

正社員・非正社員は雇用契約の違い、常勤・非常勤は働く時間や日数の違いです。

実際によくある組み合わせ

雇用形態と勤務形態は別の概念なので、さまざまな組み合わせが存在します。

雇用形態 勤務形態 例
正社員 常勤 一般的な会社員
契約社員 常勤 フルタイム契約社員
パート 非常勤 短時間勤務スタッフ
非常勤職員 非常勤 自治体や学校の非常勤職員

このように、「非正社員=非常勤」とは限らず、非正社員でも常勤で働く人は数多くいます。

求人票を見る際の注意点

求人情報を見る際には、正社員か非正社員かだけでなく、勤務時間や勤務日数も確認することが重要です。

例えば、契約社員でも週5日・1日8時間勤務であれば、実質的には常勤に近い働き方になります。

逆に正社員であっても短時間正社員制度を導入している企業では、通常の常勤とは異なる働き方になる場合があります。

まとめ

正社員・非正社員と常勤・非常勤は同じ意味ではありません。正社員・非正社員は雇用契約の種類を表し、常勤・非常勤は勤務時間や勤務日数を表しています。

そのため、非正社員でも常勤で働くことはありますし、雇用形態と勤務形態は別々に考える必要があります。求人や転職活動の際には、この違いを理解して条件を確認することが大切です。

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