「トリマーになりたい」という夢を一度は諦めて就職したものの、社会人になってから改めて気持ちが強くなる人は少なくありません。特に動物が好きな人ほど、ペットショップやトリミングサロンを見るたびに「やっぱり挑戦したい」と感じることがあります。
一方で、「今から専門学校に行くのは遅いのでは?」「お金はどれくらい必要?」「トリマーって本当に稼げない?」といった不安も出てきやすい仕事です。
この記事では、社会人からトリマーを目指す場合の現実や、必要なお金、年齢の考え方について詳しく解説します。
19歳で専門学校を目指すのは遅くない
結論から言うと、19歳でトリマー専門学校を考えるのはまったく遅くありません。
実際には、20代前半はもちろん、社会人経験を経て20代後半から入学する人もいます。
特にトリマー系の専門学校は、
- 高校卒業後すぐの学生
- 一度就職した社会人
- フリーター経験者
など年齢や経歴が幅広い傾向があります。
むしろ社会人経験がある人は、接客面や責任感を評価されやすいこともあります。
そのため、「何歳までに入学しないと厳しい」というより、“本当にやりたいと思える時期”の方が重要です。
トリマー専門学校の学費はいくらくらい必要?
トリマー専門学校の学費は、学校によって差がありますが、2年間でおおよそ200万〜300万円前後になるケースが多いです。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 入学金 | 10万〜30万円 |
| 授業料(2年) | 150万〜220万円 |
| 教材費・実習費 | 20万〜50万円 |
| 合計 | 200万〜300万円程度 |
さらに東京で一人暮らしをする場合は、生活費も必要になります。
家賃や食費を含めると、年間100万〜150万円ほどかかる人も珍しくありません。
そのため、ある程度貯金してから進学する人も多いです。
社会人から進学するなら貯金はいくら必要?
一人暮らしを前提に東京の専門学校へ行くなら、最低でも100万〜150万円程度の貯金があると安心と言われます。
もちろん、
- 奨学金を利用する
- アルバイトをする
- 実家から通う
などで負担を減らすことも可能です。
ただ、動物系の専門学校は実習が多く、想像以上に体力を使うため、「働きながらフルで通う」のはかなり大変という声もあります。
そのため、進学前にある程度生活費を準備しておくと精神的にも楽になりやすいです。
トリマーは本当に稼げない仕事なのか
「トリマーは稼げない」と言われることは昔からあります。
実際、働き始めの頃は月給18万〜22万円程度のケースも多く、決して高収入スタートではありません。
ただ最近は、
- ペット需要の増加
- 人手不足
- 高齢化による離職
などから、待遇改善が進んでいる地域もあります。
特に、カット技術や指名が取れるレベルになると収入が上がりやすく、店長や独立開業を目指す人もいます。
一方で、体力仕事であることや、犬に噛まれる・汚れるなど大変な面も理解しておく必要があります。
「好き」だけで続けられる仕事ではないが、大きなやりがいもある
トリマーは「犬が好き」という気持ちが大前提になる仕事です。
ただ実際には、
- 暴れる犬への対応
- 飼い主対応
- 長時間立ち仕事
- 技術練習
など大変な部分も多くあります。
しかしその一方で、綺麗になった犬を見て飼い主が喜んでくれたり、指名をもらえたりすると、大きなやりがいを感じる人も多い仕事です。
「時間を忘れるくらい好き」という感覚は、長く働く上ではかなり大切な要素になります。
今すぐ退職ではなく、まず情報収集する方法もある
もし迷いがあるなら、すぐ退職を決める必要はありません。
例えば、
- オープンキャンパスへ行く
- トリミングサロンを見学する
- 現役トリマーの話を聞く
- 学費シミュレーションをする
などから始める人もいます。
また、働きながら少しずつ貯金し、「○歳までに入学する」と目標を決めると現実的に動きやすくなります。
まとめ
19歳でトリマー専門学校を考えるのは決して遅くありません。
むしろ、社会人経験をしてから「やっぱりやりたい」と気付く人は多く、20代から挑戦する人も珍しくない業界です。
確かに学費や生活費の問題はありますが、事前に貯金や情報収集をして準備することで現実的に目指すことは可能です。
また、トリマーは高収入スタートではないものの、技術や経験次第で評価される仕事でもあります。
「本当に好きな仕事をしたい」という気持ちが残っているなら、まずは学校見学やサロン見学など、小さな一歩から始めてみるのも良いかもしれません。


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