簿記2級で学ぶ固定資産圧縮損の仕訳は、解答によって相殺している場合とそうでない場合が見受けられます。試験対策としては、どちらの方法も理解しておくことが重要です。
固定資産圧縮損とは
固定資産圧縮損は、特定の固定資産に対して取得価額の一部を減額する処理で、主に税法上の特例などに基づき発生します。
仕訳の目的は、帳簿上の固定資産価額と、実際の減額後の価額を正しく反映させることです。
相殺して仕訳する場合
相殺して仕訳する場合は、圧縮損と固定資産の帳簿価額を同時に減額する形になります。この方法では、帳簿上の残高がすぐに減少するため、次期の減価償却計算が簡略化されます。
例:
借方:固定資産圧縮損 100
貸方:備品 100
相殺せずに仕訳する場合
圧縮損を相殺せず、圧縮損勘定を使う方法も認められます。この場合、固定資産勘定は減らさず、圧縮損勘定で減額を管理します。仕訳の柔軟性が高く、後で修正や確認がしやすいという利点があります。
例:
借方:固定資産圧縮損 100
貸方:現金/預金 100(または調整勘定)
試験での扱い
簿記2級の試験では、相殺しても、相殺せず圧縮損勘定を用いても、基本的に減点されません。重要なのは、固定資産圧縮損の発生の意図と帳簿への反映が正しく行われているかです。
ただし、問題文の指定がある場合は、指示通りの処理方法で記入する必要があります。
まとめ
固定資産圧縮損の仕訳は、相殺あり・なしどちらも正解の扱いです。ポイントは、処理の意図を理解し、減額が帳簿に正しく反映されていること。試験対策では両方の方法を練習し、問題文に沿った仕訳を書けるようにしておくと安心です。


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