生食用ブドウを地植えで簡易被覆栽培する際、植えた年の雨除けは苗木の健全な成長に欠かせない要素です。特に苗木が若いうちは過剰な雨や湿気で根や芽が傷むことを防ぐ必要があります。この記事では、植え付け初年度の雨除け対策について具体的に解説します。
簡易被覆栽培の基本
簡易被覆栽培とは、支柱やパイプを利用して簡単な屋根状の覆いを作り、ブドウを雨や直射日光から保護する栽培方法です。地植えの場合でも、苗木が十分に根を張るまでの初期管理が重要です。
初年度は苗木がまだ小さいため、完全な雨除けビニルを張る必要はありません。軽量ビニルや防水シートで部分的に覆うことで十分です。
雨除けの具体的な方法
植え付けた年は、苗木を直接雨に当てないように、主枝の上部に簡易屋根を設置します。70m棚、主枝長10m、7本/列の場合、1本ごとに支柱を立て、軽量ビニルを張る方法が管理しやすいです。
雨除けは苗木全体を覆うのではなく、芽や若い葉の部分を中心にシートでカバーします。降雨の多い時期は、支柱間にビニルを渡して雨が直接当たらないようにします。
管理上のポイント
ビニルを張ったままにすると湿気がこもり病気の原因になるため、晴れ間には換気を行い湿度を調整します。また、苗木の成長に合わせてビニルの高さを調整し、枝の伸びを妨げないようにします。
支柱やビニルの固定は、強風に耐えられるようしっかり行うことが重要です。初年度は特に注意が必要ですが、苗木が2年目以降に十分根付けば、より簡単な管理で済むようになります。
まとめ
生食用ブドウの地植え簡易被覆栽培において、植え付け初年度の雨除けは、軽量ビニルや防水シートで部分的に覆う方法が基本です。苗木の健康を守りつつ、湿気や風に注意した管理を行うことで、翌年以降の成長に繋げることができます。


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