簿記3級の試験や学習中、減価償却に関する仕訳に戸惑うことがあるかもしれません。特に、減価償却の仕訳や、複数の項目が絡む場合にどのように記入するかについて不明点が生じやすいです。この記事では、質問者が示した例をもとに、減価償却費と備品減価償却累計額をどのように処理すべきか、そして合わせて計算してはいけない理由について解説します。
減価償却の基本的な仕訳の流れ
減価償却を行う場合、毎年または定期的に、一定額を費用として計上する必要があります。簿記での仕訳は、通常、減価償却費を借方に、備品減価償却累計額を貸方に計上します。この方法で、資産の価値が徐々に減少することを帳簿上で反映させます。
質問に基づく仕訳の説明
具体的な例で見てみましょう。質問者のシナリオでは、120万円のパソコンを購入し、その耐用年数は10年、残存価額は0円です。最初の仕訳で、減価償却費10,000円と備品減価償却累計額10,000円が記入されています。この仕訳は問題ありません。
次に、パソコンを売却した場合の仕訳です。この時、質問者は「減価償却費10,000円」と「備品減価償却累計額10,000円」を合わせて処理すべきか疑問を持っていますが、実際には両者を合算して処理することは避けるべきです。なぜなら、減価償却費は費用であり、累計額は資産の減少分を示す負債的な項目だからです。それぞれを独立して仕訳することが簿記の基本です。
合算して仕訳しない理由
減価償却費と備品減価償却累計額を合算して仕訳することは簿記のルールに反します。減価償却費はその年度に費用として計上されるべきものであり、備品減価償却累計額は、すでに計上された減価償却の累積額です。このため、それぞれを独立して処理する必要があります。
合算してしまうと、帳簿上の財務状況が誤って反映されてしまい、税務署への報告にも問題が生じる可能性があります。そのため、個別に処理を行うことが重要です。
まとめ:減価償却に関する仕訳のポイント
簿記3級の減価償却に関する仕訳は、基本的には減価償却費と備品減価償却累計額を独立して計上します。質問者が示したように、両者を合わせて記入しないように注意しましょう。特に売却時には、減価償却費の記録と累計額の記録を正確に分けて処理することが重要です。
もし疑問が生じた場合は、簿記の基本的なルールを確認し、実際の取引ごとに正確な仕訳を行うようにしましょう。これにより、税務署への適切な報告や帳簿管理ができます。


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