ストレッチ包装機を使用する際、いくつかの専門的な用語が登場します。これらの用語の意味を理解することで、機械の設定や作業効率を最適化することができます。今回は、「上部テンション」「下部テンション」「オーバーラップ量」「延伸率」などの用語について詳しく解説します。
ストレッチ包装機の基本用語
ストレッチ包装機の設定にはさまざまな要素がありますが、主に以下の4つの重要な用語を理解しておくことが必要です。
- 上部テンション:ラップを巻くときに上側の部分にかかる力。
- 下部テンション:ラップを巻くときに下側の部分にかかる力。
- オーバーラップ量:ラップが重なる幅。どれだけ重ねて巻くかを調整する。
- 延伸率:ラップを引っ張る力、どれだけ引き伸ばして巻くか。
延伸率の設定とラップの厚さ
延伸率は、ストレッチフィルムを引っ張って伸ばす際の力を示しています。設定値を変えることでラップの伸び具合が調整され、巻く力や消費するラップの量にも影響を与えます。
例えば、12μのラップを使い、1.6倍の延伸率を設定している場合、ラップが1.6倍に引き伸ばされることを意味します。この設定により、使用するラップの量が減少する可能性があり、コストダウンにつながる場合があります。
延伸率の設定に対する決まりはあるのか?
延伸率を設定する際、ラップの厚さに対して必ずこの率で設定しなければならないという決まりはありません。しかし、適切な延伸率を設定することは、製品の安定性や品質に大きな影響を与えます。延伸率を高く設定すると、ラップが薄くなるため、巻く際の強度が低くなる可能性があります。
逆に、延伸率を低く設定すると、ラップが厚くなり、強度は増しますが、ラップの使用量が増え、コストがかかる場合があります。
ラップがすぐに終わる場合の対策
ラップがすぐに終わってしまう原因としては、延伸率が高すぎる可能性があります。延伸率を高く設定すると、ラップが引き伸ばされるため、実際の使用量が増え、すぐにラップが無くなってしまいます。
コストダウンを目的に延伸率を変えることは可能ですが、ラップの厚さや設定に適した延伸率を選ぶことが重要です。適切な延伸率を見極め、無駄のないラップの使用を心がけましょう。
まとめ
ストレッチ包装機の用語を正しく理解し、設定を適切に行うことで、効率的に作業を進めることができます。特に、延伸率の設定を適切に調整することで、コストダウンや効率化が可能になります。ラップの使用量や品質に注意を払いながら、最適な設定を見つけてください。


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