日商簿記3級での売上に関する問題は、売上諸掛りや費用の取り扱いを理解することが重要です。質問者が疑問に思っている「売上諸掛り」に関連するケースについて、どのように計算されるべきか、そしてその利益の違いについて説明します。本記事では、例題を元に計算の仕組みを解説します。
売上と費用の取り扱い
売上に関連する計算では、商品の販売額と送料などの費用が別々に処理されることが多いです。例えば、商品の価格が170円で送料込みの取引をした場合、売上金額の計算は商品の価格だけでなく、送料も考慮しなければなりません。以下に例を示します。
①例題: 売上170円、送料込みの取引
問題: A社がC社へ商品170円(送料込み)を販売し、代金は掛けとしました。同時に運送業者に送料20円(費用処理)を現金で支払いました。
解答: 借方には「売掛金170円」と「発送費20円」、貸方には「売上170円」と「現金20円」が計上されます。これにより、売上170円のうち送料20円は「発送費」として費用処理され、利益計算には反映されません。
②例題: 商品150円の販売と送料の負担
問題: A社がC社へ商品150円を販売し、代金は掛けとしました。送料(当社負担)は20円を現金で支払いました。
解答: 借方には「売掛金150円」と「発送費20円」、貸方には「売上150円」と「現金20円」が計上されます。この場合、A社が負担した送料20円は、経費として計上されることになります。
①と②の利益の違い
①と②では確かに利益の計算が異なります。
①の場合、A社が受け取る代金は170円ですが、送料20円は費用として処理されるため、A社の実際の利益は150円(170円 – 20円)となります。②の場合、A社が受け取る代金は150円であり、送料20円はそのまま経費として計上されるため、利益は130円(150円 – 20円)となります。
利益計算の理解
質問者の通り、①と②ではA社の利益が異なる結果となりますが、これは販売金額や送料の扱いの違いによるものです。商品代金が異なるため、利益にも差が生じますが、いずれの場合でも送料は費用として計上されることに注意が必要です。
まとめ
日商簿記3級では、売上や費用の計上方法について理解することが重要です。売上に関連する費用(例えば、送料)を適切に処理することで、利益計算が正確に行えるようになります。また、実際の問題においては、売上金額や送料負担の取り決めが利益にどのように影響するかを理解することが大切です。


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