iPhoneの家事按分と減価償却:イラストレーターのための仕訳方法

会計、経理、財務

個人事業主として活動するイラストレーターが、業務で使用しているiPhoneの家事按分と仕訳についての質問です。iPhoneを業務用として使用し、3割を家事按分したい場合、どのように仕訳すれば良いのでしょうか?今回は、少額減価償却資産の特例を利用した仕訳方法と家事按分について詳しく解説します。

1. 家事按分とは?

家事按分とは、業務とプライベートで使用する資産の費用を分けることを指します。例えば、iPhoneなどの事務用品が業務用とプライベート用の両方で使用されている場合、その割合を基に費用を分けます。業務で使っている部分だけを経費として計上し、プライベート用の部分を除外します。

この家事按分は、税務署が認めている方法で、必要経費として認められる部分を計上するための手段です。業務用として使っている割合が3割であれば、その分を経費として計上することができます。

2. iPhoneの減価償却と仕訳方法

iPhoneなどの10万円以上30万円未満の資産は、「少額減価償却資産」として、特例を利用して計上できます。この特例を利用すると、資産を一度に経費として計上することが可能です。これにより、毎年の減価償却費を計上する手間が省け、初年度から経費として反映させることができます。

仕訳の基本としては、iPhoneを購入した際には以下のように記入します。

工具器具備品 129,800 / 普通預金 129,800

その後、減価償却費を計上する際には、以下のように仕訳を行います。

減価償却費 129,800 / 工具器具備品 129,800

3. 家事按分した場合の仕訳方法

iPhoneを業務とプライベートの両方で使用している場合、業務用部分のみを経費として計上します。たとえば、業務用の使用割合が3割の場合、減価償却費として計上する金額も3割に相当する部分だけを計上することになります。

この場合、家事按分した部分を除外し、以下のように仕訳を行います。

減価償却費 38,940 / 工具器具備品 38,940

ここでは、129,800円のiPhoneのうち3割の38,940円を減価償却費として計上しています。残りの7割分はプライベート利用分として計上しないため、経費としては反映されません。

4. 仕訳を行う際の注意点

家事按分を行う際は、必ず業務用とプライベート用の使用割合を明確にしておくことが重要です。例えば、スクリーンタイムで仕事に使った時間が3割という場合、その割合に基づいて減価償却費を計算します。また、家事按分については税務署に説明できるように、使用割合を記録しておくと良いでしょう。

万が一、税務調査があった場合に備えて、どのように按分したのか、明確な証拠として残しておくことが大切です。

5. まとめ:イラストレーターとしての仕訳のポイント

iPhoneのような資産を業務とプライベートで使用する場合、家事按分を行って経費として計上することが可能です。減価償却の特例を利用すれば、資産を一度に経費として計上することができますが、その際には業務用の使用割合をしっかりと計算しておくことが重要です。

正しい仕訳を行い、税務署に認められる形で経費を計上するために、家事按分の割合を明確にし、記録を残しておくことをお勧めします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました