3月末で退職を申し出ているにもかかわらず、4月以降の勤務を頼まれている状況で、有給取得の理由を細かく聞かれる――精神的にも負担が大きいですよね。特に「どこに何しに行くのか」と聞かれる場合、どこまで答えるべきか迷う方は少なくありません。本記事では、法的な観点と現実的な対応方法を整理します。
有給取得に理由は必要?
年次有給休暇は労働基準法で認められた権利です。
原則として、取得理由を会社に申告する義務はありません。
「私用のため」で十分とされています。
上司が理由を聞くのは違法?
理由を尋ねること自体が直ちに違法とは言えません。
しかし、取得を妨げる目的で執拗に問い詰める場合は問題となる可能性があります。
特定の人にだけ聞く行為は、職場環境として適切とは言えません。
本当の理由を言ってもいい?
ハローワーク相談や面接のための有給であることを伝えるのは、法的には問題ありません。
すでに退職の意思を明確にしているなら、隠す必要は必ずしもありません。
ただし、職場の空気や今後の関係性を考えて判断するのが現実的です。
無難な伝え方の例
・「私用です」
・「手続き関係です」
・「用事があります」
これ以上詳しく説明する必要はありません。
退職を引き延ばされる場合の注意
退職日は原則として労働者の意思で決められます(期間の定めがない場合は2週間前通知)。
「お願い」には応じる義務はありません。
精神的に負担が大きい場合は、労働相談窓口の利用も検討できます。
まとめ
有給の理由は原則不要です。
正直に言っても問題はありませんが、職場環境を踏まえて判断しましょう。
退職の意思が固いなら、自分の権利を守ることを優先して大丈夫です。


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