これまでダウンロード版の会計ソフトを使って申告してきた個人事業主の方が、「やよいの青色申告オンライン」へ切り替える際に気になるのが、入力方法や使い勝手、プラン選びです。特に飲食業のように日々の取引が多い業種では、操作性や効率は重要なポイントになります。ここでは、実際の利用イメージをもとに、オンライン版の特徴を整理します。
やよいの青色申告オンラインはどの端末で使われているか
やよいの青色申告オンラインはクラウド型のため、PC・iPad・スマホのいずれからでも利用できます。ただし、実務上はPC入力をメインにしている人が最も多い傾向です。理由としては、仕訳入力や帳簿確認、決算書作成などは画面が広い方が圧倒的に操作しやすいためです。
一方で、スマホやiPadは補助的な使い方に向いています。例えば、レシート撮影による仕訳登録や、外出先での残高確認などはスマホが便利です。飲食業の場合、営業後にスマホで簡単な入力だけ済ませ、月末にPCでまとめて確認する使い方もよく見られます。
ダウンロード版からオンライン版に切り替えるメリット
オンライン版最大のメリットは、データ管理と自動化です。データはクラウド上に保存されるため、PCの故障や買い替え時でも移行の手間がほとんどありません。また、銀行口座やクレジットカードと連携することで、取引データが自動で取り込まれ、仕訳候補が表示されます。
これまで手入力中心だった方にとっては、日々の入力作業が大幅に軽減されます。特に仕入や経費の支払いが多い飲食業では、入力漏れ防止や時間短縮の効果を実感しやすいです。
入力の流れと実際の操作感
基本的な入力の流れは、取引データの取り込み→仕訳内容の確認→登録、というシンプルな構成です。会計知識があまりなくても、勘定科目の候補が表示されるため、直感的に操作できます。
また、仕訳日記帳や総勘定元帳、試算表なども自動で作成されるため、従来のように帳簿を個別に作る必要がありません。e-TAXとの連携もスムーズで、決算から申告まで一連の流れをオンライン上で完結できます。
プランはベーシックで十分か
個人事業主で、自分で記帳・申告を行う場合は、ベーシックプランを選ぶ人が最も多いです。基本的な記帳、決算書作成、e-TAX対応など、青色申告に必要な機能はすべて含まれています。
電話やチャットでの手厚いサポートが必要な場合は上位プランを検討する余地がありますが、ダウンロード版を使いこなしてきた方であれば、ベーシックでも十分対応できるケースがほとんどです。
飲食業の個人事業主にとっての相性
飲食業は現金・カード・電子マネーなど決済手段が多く、取引量も多くなりがちです。その点、オンライン版はデータ連携と自動仕訳の恩恵を受けやすく、日々の負担を減らしやすい特徴があります。
また、複数端末で使えるため、店舗と自宅で作業環境を分けたい場合にも柔軟に対応できます。日々の営業に集中しつつ、経理作業を効率化したい方には相性の良い選択肢といえます。
まとめ
やよいの青色申告オンラインは、PCを中心に、スマホやiPadを補助的に使うスタイルが主流です。クラウド管理、自動仕訳、e-TAX連携といった利便性は、ダウンロード版からの切り替えでも大きなメリットになります。プランはベーシックで十分なケースが多く、特に飲食業の個人事業主にとっては、作業時間を減らしながら正確な申告を行える実用性の高い会計ソフトといえるでしょう。


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