ファイナンス・リース取引における利子込み法と利子抜き法の利益が一致する理由

会計、経理、財務

大学の会計学のテストで出題された「ファイナンス・リース取引において利子込み法と利子抜き法の最終的な利益が一致する理由」について、詳細に解説します。本記事では、リース会計における2つの方法がどのようにして最終的に一致するのか、そのメカニズムを理解するためのポイントをわかりやすく説明します。

ファイナンス・リース取引における2つの方法

ファイナンス・リース取引において、リースの利息部分をどのように計算するかは、利子込み法と利子抜き法という2つの方法で異なります。

利子込み法:この方法では、リース料に利子部分を含めた額を支払い、リースの元本と利子を分けて会計処理します。支払い総額のうち、利子部分は負債として計上され、残りの元本部分は資産として計上されます。

利子抜き法:一方で利子抜き法では、リース料から利子部分を抜いて元本だけを計上します。利子部分は別途計算し、定期的に費用として認識されます。

2つの方法が最終的に一致する理由

これら2つの方法が最終的に利益として一致する理由は、リースの総支払額が同じであるためです。利子込み法と利子抜き法では、支払額をどのように配分するかが異なるだけで、最終的にリースの支払額総額は同じになります。そのため、利子込み法ではリース料に含まれる利子部分を計上し、利子抜き法ではその利子部分を別途計上しても、最終的な利益の計上には差異がないのです。

具体的には、利子込み法では元本の支払いに含まれる利子部分をすぐに計上するのに対し、利子抜き法ではその利子部分を分割して計上します。しかし、どちらの方法もリース期間内に計上される利息総額は同じです。

実例で考える利子込み法と利子抜き法

例えば、リース契約で支払う総額が10,000円、リース期間が5年間であるとしましょう。

利子込み法では、毎年支払うリース料の一部が元本、残りが利子に充てられます。最初の支払いでは元本部分が少なく、利子部分が大きくなり、年々元本部分が増えていきます。

一方、利子抜き法では、リース料の支払額から利子部分を先に計算して、その元本部分だけを計上し、利子部分はその後に費用として計上します。結果的に、支払総額は同じであり、利益に影響を与える要素は変わりません。

まとめ

利子込み法と利子抜き法は、リースの支払い方法や計上タイミングに違いがありますが、最終的な利益においては一致します。なぜなら、どちらの方法もリースの総支払額が同じであり、利息の計上タイミングが異なるだけだからです。リース会計を学ぶ際には、これらの計算方法の違いを理解することが重要です。

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