現在、応用情報技術者試験は2026年度からCBT(Computer Based Testing)化し、2027年度から統合・再編されることが決まっています。このような変化を前にして、どのタイミングで試験を受けるのがベストなのか、また、制度変更後の新しい試験における応用情報の価値はどうなるのかについて悩んでいる方も多いでしょう。今回は、このような疑問にお答えし、最適な受験時期や資格の価値について解説します。
1. 2026年度の応用情報技術者試験の受験タイミング
2026年度からCBT化が導入される応用情報技術者試験。CBT化のメリットは試験の柔軟性や受験機会の増加ですが、逆に新しいシステムに不安を感じる人も少なくありません。特に、制度変更直後はテストシステムや試験問題の内容に慣れるまで時間がかかるかもしれません。したがって、CBT化に不安がある方は、制度変更前の2026年度春季試験がチャンスとも言われています。
ただし、制度変更直後は実験的な部分も多いため、リスクを避けたい場合は、新しい試験に対するフィードバックや改善を待つという手もあります。
2. 応用情報技術者試験の価値はどう変わるか?
新試験が導入されることで、従来の応用情報技術者試験の価値がどれだけ下がるのかという懸念もあります。しかし、今まで培われてきた応用情報技術者試験の実績と評価は、すぐに失われることはないでしょう。新試験に移行する際には、従来の資格が過去のものとされるわけではなく、むしろ新しい試験を受けるためのステップとして活用されることが多いです。
また、応用情報技術者試験は長年にわたり実施されており、情報技術者としての実力を証明する資格として高い評価を受けています。そのため、過去の試験の価値がすぐに低くなることは少ないと考えられます。
3. 応用情報はITエンジニアとしての武器になるか?
大学で情報系の学問を学んでいる場合、応用情報技術者試験はITエンジニアとして就職活動を行う際に有利になる場合があります。特に、新卒採用での採用担当者は学歴や資格も重視することが多いです。資格があることで、基礎的な知識がしっかりと身についていることを証明でき、面接時にも自信を持って話せる材料になります。
ネットでは「採用担当者は資格を重視しない」との意見も見られますが、実際には特にIT業界では、資格を持っていることが選考でプラスになることが多いです。従って、モチベーションを高めて受験を検討する価値は十分にあります。
4. 基本情報技術者試験は既に持っている場合
基本情報技術者試験をすでに持っている場合、応用情報技術者試験は次のステップとして非常に適しています。基本情報で学んだ内容をさらに深掘りする形で、実務的な知識を習得できるため、IT業界に進むためには有益な資格となります。特に、新卒での就職を目指している場合、応用情報技術者試験を持っていると、就職後の業務に対する理解度や意欲を証明することができます。
まとめ
応用情報技術者試験は、CBT化や再編が予定されていますが、試験の価値が完全に失われることは考えにくいです。新試験に移行する前の2026年度春季試験は、今の制度でしっかりと資格を取るチャンスです。また、ITエンジニアとしての新卒就職を目指すのであれば、応用情報技術者試験は大いに武器になります。自分の目標や計画に合わせて、受験を検討することをお勧めします。


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