くるみん認定を申請する際には、「両立支援のひろば」に公表した行動計画の内容や公表実績を証明する資料が必要になります。しかし、行動計画を上書き更新してしまい、過去の履歴が確認できず困ってしまうケースは珍しくありません。本記事では、両立支援のひろばで過去の行動計画が見られない場合の確認方法や、くるみん申請への影響について整理します。
両立支援のひろばで過去履歴が表示されない理由
両立支援のひろばでは、行動計画を更新すると原則として最新の内容が表示され、過去の計画が画面上から確認できなくなります。システム上、企業側が自由に履歴一覧を閲覧できる仕組みは用意されていません。
そのため、過去に公表した行動計画を自社で保存していなかった場合、「いつ・どの内容を公表したか分からない」という状況が発生しやすくなります。
労働局で更新日や履歴は確認できるのか
結論として、所管の労働局に相談することで、行動計画の届出日や公表時期を確認できる可能性があります。行動計画は、両立支援のひろばへの掲載とは別に、労働局へ届出を行っているため、その記録が残っている場合があります。
特に、行動計画策定届や変更届を提出している場合、労働局側で受付日や内容の控えを保管していることがあります。まずは所管の労働局雇用環境・均等部(室)へ問い合わせることが現実的な対応になります。
過去の行動計画資料が手元にない場合の対応
過去の掲載画面や通知メールが残っていない場合でも、くるみん申請が直ちに不可能になるわけではありません。労働局に相談し、当時の行動計画内容を再構成できるか、代替資料で対応可能かを確認することが重要です。
実務上は、当時の行動計画書データ、社内稟議資料、就業規則改定履歴、社内周知文書などが補足資料として活用できるケースもあります。
くるみん申請への影響と注意点
くるみん認定では、「行動計画を策定し、公表・実施した事実」が重視されます。そのため、形式的に画面コピーが用意できない場合でも、実施実績や制度運用状況が確認できれば、申請自体が否定されるとは限りません。
ただし、自治体や担当者によって求められる資料の範囲が異なることもあるため、自己判断せず、事前に労働局へ相談することがトラブル回避につながります。
今後同じ問題を防ぐための実務ポイント
今後のために、行動計画を公表・更新する際は、掲載画面のスクリーンショットやPDF保存、通知メールの保管を行うことが重要です。更新前後の内容を社内フォルダで時系列管理しておくと、認定申請時にスムーズに対応できます。
また、行動計画の変更や更新を行う際は、労働局への届出控えも必ず保管しておくことが、将来的な証明資料として有効です。
まとめ
両立支援のひろばで行動計画を上書き更新してしまい過去履歴が見られない場合でも、くるみん申請が直ちに不可能になるわけではありません。所管の労働局に相談することで、届出記録や代替資料による対応が可能なケースも多くあります。まずは早めに労働局へ状況を説明し、指示を仰ぐことが、最も確実で安心な対応といえるでしょう。


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