簿記2級の全部原価計算:期首に仕掛品がある場合の固定製造間接費の処理方法

簿記

簿記2級の全部原価計算において、期首に仕掛品がある場合の固定製造間接費の扱いに困っている方も多いかもしれません。この記事では、期首に仕掛品がある場合にどのように固定製造間接費を処理するかについて解説します。

固定製造間接費の基本的な考え方

固定製造間接費とは、製品の製造にかかる直接的なコスト(直接材料費や直接労務費)とは異なり、生産量に関係なく発生する費用です。例えば、工場の設備の減価償却費や管理者の給与などが該当します。

これらの固定製造間接費は、製品がいくつ生産されても、一定の金額が発生します。そのため、原価計算ではこれをどのように配分するかが重要になります。

期首に仕掛品がある場合の固定製造間接費の扱い

期首に仕掛品がある場合、仕掛品に含まれる固定製造間接費も考慮する必要があります。仕掛品とは、製造が開始されているがまだ完成していない製品のことです。期首に仕掛品がある場合、その仕掛品にはすでに一定の製造間接費がかかっています。

このため、期首仕掛品にかかる固定製造間接費を当月の投入分に加算して計算するのではなく、期首仕掛品に含まれる固定製造間接費を別途考慮して、当月投入分と分けて計算することが必要です。

具体的な計算方法

期首に仕掛品がある場合、次のように計算します。

  1. 期首仕掛品に含まれる固定製造間接費を確認する。
  2. 当月の投入分の固定製造間接費を計算する。
  3. 期首仕掛品に含まれる固定製造間接費を当月投入分に加算せず、仕掛品の評価として別途扱う。

このように、期首仕掛品にかかる固定製造間接費は、そのまま期首の仕掛品の評価額として残し、当月の製造にかかる固定製造間接費はそのまま月次の計算に反映させることが大切です。

まとめ

簿記2級の全部原価計算で、期首に仕掛品がある場合には、固定製造間接費を当月投入分にそのまま加算するのではなく、期首仕掛品に含まれる分を別途扱う必要があります。この方法を理解し、適切に計算することで、原価計算を正確に行うことができます。

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