医療事務のレセプト作成で発生する問題に関する質問です。患者が保険証を変更した場合、どのようにレセプトを修正すべきか、その基準について説明します。特に「上書き」する場合と「新しく作成」する場合の違いに焦点を当て、レセプトの返戻防止に向けた注意点も紹介します。
1. 保険証変更時のレセプト処理方法
患者の保険証が変更されると、レセプトの「頭書」の修正が必要です。これには、保険者番号や記号番号が変わらない場合でも枝番号や区分が変更されるケースがあります。
その際、一般的には以下の2つのパターンがあります。
- ① 保険者番号や記号番号はそのままで、枝番号や区分が変更された場合
- ② 保険者番号や記号番号はそのままで、割合(保険者負担分)が変更された場合
2. パターン①:枝番号や区分の変更(上書き)
パターン①の場合、保険証の変更内容に関してはレセプトを1枚のままで上書きすることができます。つまり、枝番号や区分の変更のみであれば、既存のレセプトに新しい情報を反映させ、同一のレセプトで処理が可能です。
この場合、再度レセプトを提出する必要はなく、システムでの修正で済むため、特に注意点はありません。しかし、万が一間違いが生じた場合に備えて、患者への確認を怠らないようにしましょう。
3. パターン②:割合の変更(新規作成)
パターン②の場合、保険者負担の割合が変更されるときには、新しいレセプトを作成する必要があります。これは、レセプトに記載されている内容が大きく変わるため、旧レセプトをそのまま使用して上書きすることは適切ではありません。
新たにレセプトを作成する際、過去の診療内容と一致していることを再確認する必要があり、その場合はレセプトが2枚になります。特にこの処理においては、患者に対して正確な情報が伝えられているかをチェックすることが重要です。
4. 返戻を避けるための注意点
返戻を避けるためには、レセプト作成時に正確な情報を反映させることが大切です。特に、割合変更に関しては十分な注意が必要です。
もし先輩がパターン②で上書き処理を行ってしまった場合、後から返戻される原因となります。そのため、パートナー間で正しい手順を確認し合いながら進めることが重要です。
5. まとめ:レセプト作成時のポイント
医療事務におけるレセプトの修正処理は非常に重要です。特に保険証変更後の上書きと新規作成の違いを理解しておくことで、返戻を防ぐことができます。
パターン①では上書きで済むケース、パターン②では新規作成が必要なケースを明確に区別し、常に正確な手続きを心がけましょう。医療事務はミスが許されない業務であり、慎重に作業を進めることが求められます。


コメント