最低賃金を計算する際、基本給と手当がある場合、どちらを基準にすればよいのかはよくある質問です。特に、基本給と手当が別々に支給される場合、その合計金額が最低賃金基準を満たしているかどうかを確認することは重要です。この記事では、最低賃金の計算方法と、基本給や手当の扱いについて解説します。
最低賃金の基準と計算方法
最低賃金は、地域ごとに定められた「時間あたりの最低賃金額」が基準となります。基本的に、企業が従業員に支払う賃金はこの最低賃金を上回らなければならず、これを下回ることは違法となります。最低賃金の計算には、通常、基本給と手当が含まれますが、すべての手当が含まれるわけではなく、賃金として認められる手当とそうでない手当があります。
そのため、基本給と手当の両方が最低賃金を満たす必要があり、手当が賃金に含まれる場合と含まれない場合の違いを理解することが大切です。
基本給と手当の違い
基本給は、毎月の定期的な給与の部分であり、最低賃金の計算に含まれることが一般的です。しかし、手当には様々な種類があり、すべてが最低賃金の計算に含まれるわけではありません。例えば、職務給や残業手当などの「実際に仕事に従事した結果として支給される手当」は、最低賃金の計算には含まれない場合があります。
一方、通勤手当や住宅手当、家族手当などは、企業の規定によっては賃金としてカウントされ、最低賃金に含めて計算されることがあります。このため、手当が最低賃金に含まれるかどうかを確認することが重要です。
最低賃金の計算における基本給と手当の扱い
質問者の場合、基本給が11万円、手当が8万円という構成ですが、基本給と手当のどちらを基準にするかという問題は、手当の種類によって異なります。職務給として支給される手当が含まれている場合、それは通常、最低賃金の計算に含まれることが多いです。
したがって、あなたの場合、基本給の11万円に加えて手当の8万円が最低賃金の基準を満たすために考慮される可能性があります。しかし、手当が賃金として認められるかどうかは、企業や地域の規定に依存します。地域の最低賃金が1時間あたりの賃金として定められている場合、1ヶ月の労働時間に基づいてその額が最低賃金を上回っているか確認する必要があります。
最低賃金を超えているかの確認方法
最低賃金を超えているかを確認するには、以下の手順で計算することができます。
- 1. 労働時間を確認する(例えば、1ヶ月に160時間勤務など)。
- 2. 基本給と手当を合わせた総額を計算する(11万円 + 8万円)。
- 3. 合計金額を総労働時間で割る。
- 4. 地域の最低賃金と比較する。
このようにして、1時間あたりの給与が最低賃金を超えているかどうかを確認できます。万が一、最低賃金を下回っている場合は、手当の取り決めや基本給の調整が必要になります。
まとめ
最低賃金の計算は、基本給と手当の両方を含めた金額で行いますが、手当の種類によってその扱いが異なることがあります。職務給などの業務に関連した手当は、通常、最低賃金に含まれますが、通勤手当や住宅手当などは企業の規定により異なります。自分の給与が最低賃金を上回っているかを確認するためには、月間の労働時間と合計額を基に計算し、地域の最低賃金と比較することが重要です。


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