JASSO奨学金と進学について｜卒業後の進学先でも奨学金は続けられるか？

保育専門学校から看護専門学校に進学を考えている方へ、JASSO奨学金がどのように影響するのかについて解説します。進学を目指しているものの、奨学金の取り決めや支払いについて不安に思っている方は多いかもしれません。このページでは、奨学金の継続条件や手続きについて詳しく説明します。

1. JASSO奨学金とは？

JASSO（日本学生支援機構）の奨学金は、大学や専門学校などで学ぶ学生を支援するための制度です。学費や生活費の一部を支援するもので、返済義務のある「貸与型奨学金」と返済が不要な「給付型奨学金」があります。奨学金の借り方や返済条件は学校によって異なりますが、基本的なルールは全国共通です。

奨学金を受けている学生は、原則として定められた期間内に卒業または修了し、その後返済を開始する必要があります。卒業後の進学の場合、奨学金を継続して借りるための手続きもあります。

卒業後に進学をする場合、JASSO奨学金を引き続き借りることができるかどうかは、いくつかの条件があります。まず、進学先が対象となる学校であること、そして進学が認められることが条件です。進学先の専門学校がJASSO奨学金の対象校であれば、奨学金を継続して借りることができます。

しかし、進学に際しては、奨学金の契約内容や進学先の確認手続きが必要です。特に、「貸与型奨学金」を借りている場合は、進学先が契約に影響を与えることがありますので、早めに進学先の確認を行うことをおすすめします。

進学が決まった後には、進学先に対して奨学金の継続手続きを行う必要があります。手続き方法は、JASSOのWebサイトや進学先の学校から指示がありますが、基本的には「進学届」の提出が求められます。

また、進学前に奨学金を一度停止している場合（例えば、学費を払い終わったために奨学金を止めた場合）、再度契約を更新する手続きが必要です。この手続きについては、進学する専門学校で行うことが多いので、確認を怠らないようにしましょう。

奨学金を借りている場合、学業終了後に返済が始まります。リレー口座の手続きは、奨学金を継続するために重要です。リレー口座は、卒業後に返済が始まる際に使用する口座で、進学が決まった段階で新たに手続きを行う必要があります。

進学が決定したら、リレー口座の手続きも忘れずに行いましょう。また、卒業後に進学した場合でも、奨学金の返済スケジュールや利息などの詳細について確認しておくことが大切です。

JASSO奨学金は、進学を希望する場合にも引き続き利用できますが、進学先の確認や手続きが必要です。卒業後に進学する場合でも、早期に進学先と奨学金について確認を行い、適切な手続きを踏むことが重要です。また、リレー口座や返済手続きも忘れずに行い、進学後もスムーズに奨学金を利用できるようにしましょう。