履歴書の送付状で志望動機を書かなかったら余白が多くても大丈夫?マナーと対策を解説

就職活動

履歴書といっしょに送る送付状(添え状)をWordで作成した際、志望動機を簡潔に書いたら紙面に多くの余白ができてしまった…と感じる方もいるでしょう。本文では「余白=失礼」というわけではない」という観点も含め、送付状の正しい書き方・見た目のバランス・志望動機を書き入れるべき範囲を整理します。

送付状(添え状)の目的と必須記載項目

まず、送付状の目的を整理しましょう。主な目的は「誰が」「誰に」「何を」「どれだけ」送ったかを明確に伝えることです。([参照])

そのため、記載すべき項目としては、日付・宛名・自分の氏名・連絡先・応募の経緯・同封書類の枚数などが必須です。志望動機や自己PRは“補足的な事項”とされています。([参照])

余白が多くても“必ずマイナス”ではない理由

送付状の記載内容が少ない場合、用紙の下半分やページの後半に余白ができることもありますが、実例として「必要なことだけを書いて用紙半分が空白になった」という相談もあります。([参照])

むしろ余白がきちんとある文書は読みやすく、採用担当者にとって「整理された印象」を与えることがあります。ただし、余白が「書くべきことを省略した」印象を与えないよう、必要項目は網羅しましょう。

志望動機を簡潔に書いた場合の見た目調整方法

志望動機を短くしたことで余白が多くなった場合、次のような調整を検討できます。

  • 用紙サイズ・余白設定を確認(一般的にはA4サイズ1枚)
  • フォントサイズ・行間を標準的なものに設定する(過度に大きな文字・行間は読みにくくなる)
  • 文章量を「3〜4行程度」にすることで、読みやすさと整理感を両立。([参照])

例:志望動機を「貴社の◎◎事業に強く共感し、私の○○経験を活かして貢献したく存じます。」と1文にまとめ、同封書類を明記して以上。という構成で用紙の後半に余白ができても問題ありません。

一方で“空白が多すぎる”と感じさせないためのポイント

余白そのものはマイナスとは限りませんが、「何も書いていない」「丁寧に作成されていない」という印象を与えかねないので注意が必要です。([参照])

次の点をチェックしましょう:
・全く記載がない欄や空白があれば「特になし」等でも記入する。
・送付状の体裁(段落、頭語・結語、同封書類欄)が整っているか確認。
・封入方法・用紙サイズ・フォントなど、ビジネスマナーが守られているかをチェック。

まとめ:余白があっても“中身+体裁”が整っていればOK

送付状に余白があるからといって即「失礼」「印象が悪い」と判断されるわけではありません。むしろ、必要な項目がきちんと記載され、読みやすさ・整理感があることが重要です。

そのうえで、志望動機を簡潔にまとめた場合には、用紙の余白にとらわれず「体裁を整える」「項目は欠かさない」「ビジネスマナーを守る」ことを優先しましょう。結果として、清潔で信頼感のある応募書類として採用担当者に届ります。

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