名古屋発のガス機器メーカー、リンナイとパロマ。どちらが先に創業し、どちらが業績で上回っているのでしょうか?本記事では両社の歴史・市場での立ち位置・最新の収益状況を整理しながら“ライバル関係”としての実像を探っていきます。
創業年・本社所在地など基本情報の比較
まずは両社の出発点を確認しましょう。リンナイは1920年に名古屋で「林内商会」として創業され、現在は愛知県名古屋市に本社を置きます。([参照]リンナイ沿革)
一方、パロマは1911年2月に名古屋市で「小林瓦斯電気器具製作所」として創業され、ガス器具の分野では老舗中の老舗です。([参照]パロマ沿革)
市場におけるシェアと“ライバル”としての関係性
ガスコンロやビルトインガスコンロの分野では、リンナイが国内シェア1位を長く維持しており、パロマはその後を追うポジションです。([参照]東京ガス比較記事)
つまり、両社は「同じ製品領域(家庭用ガス機器)」で競争関係にあることが確かで、実質的にライバルメーカーと言える構図です。
最新の業績/収益状況に見る実力差
パロマ・リームホールディングスの2024年12月期連結決算では、売上高が約1兆79 億円、営業利益が約971億円という実績があります。([参照]パロマ・リーム決算概要)
一方、リンナイの直近の単体・連結数値は公表されており、例えば2024年3月期連結売上高が約4,301億円という報道もあります。([参照]マイナビ掲載リンナイ数値)
この点から見ると、グローバル事業を含む規模ではパロマ(ホールディングスベース)が1兆円級で、売上規模ではパロマがリンナイを上回るという見方も可能ですが、各社が対象とする事業範囲(国内家庭用/海外給湯・空調含む)に違いがあるため単純比較は注意が必要です。
整理すると:どちらが古く、どちらが“儲かっている”か?
・創業年:パロマ(1911年)→リンナイ(1920年)なので、パロマの方が古いメーカーです。
・収益・規模感:パロマ・リームHDが売上高1兆円超という規模を記録しており、規模面ではパロマが有利と判断できます。ただし、リンナイは家庭用ガス機器で国内トップシェアを持ち、収益性・ブランド力ともに強みがあります。
まとめ
まとめると、リンナイとパロマは確実にライバル関係にある大手ガス機器メーカーであり、創業年ではパロマが先行しています。そして、売上・規模でみればパロマ(グループ全体)に有利な状況ですが、リンナイも国内家庭用市場で圧倒的な地位を占める強固な企業です。
いずれの企業も、名古屋を拠点にガス機器産業を牽引してきた歴史と技術力を背景に、競争・共創を続ける存在と言えるでしょう。


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