この問題では、客数、客単価、総買上点数に基づいて、売上が何%上がるかを計算する方法について解説します。具体的な数値を使って、計算のステップを順を追って説明しますので、解き方が分からない方でも理解しやすい内容になっています。
問題文の整理
まず、問題文の情報を整理しましょう。
- 客数:10,000人
- 客単価:4,000円
- 総買上点数:50,000点
- 1人あたりの買上点数:1点
- 一品単価が5%上がる
この情報から、元々の売上と新たに上がる売上を計算し、その増加率を求める方法を見ていきます。
元々の売上を計算する
最初に、元々の売上を計算します。元々の売上は、客数(10,000人)× 客単価(4,000円)で求められます。
元々の売上 = 10,000人 × 4,000円 = 40,000,000円
一品単価の上昇後の売上を計算する
次に、一品単価が5%上がった場合の売上を計算します。まず、4,000円の5%を計算し、それを元の客単価に加えます。
5%の増加額 = 4,000円 × 0.05 = 200円
その結果、新しい客単価は次のように計算されます。
新しい客単価 = 4,000円 + 200円 = 4,200円
この新しい客単価を使って、新しい売上を計算します。
新しい売上 = 10,000人 × 4,200円 = 42,000,000円
売上の増加率を計算する
売上の増加率は、次のように計算します。
売上増加額 = 新しい売上 – 元々の売上
売上増加額 = 42,000,000円 – 40,000,000円 = 2,000,000円
増加率は、増加額を元々の売上で割って求めます。
増加率 = 売上増加額 ÷ 元々の売上 × 100
増加率 = 2,000,000円 ÷ 40,000,000円 × 100 = 5%
まとめ
この問題では、一品単価が5%上がった場合、売上が5%増加することが分かりました。計算手順としては、まず元々の売上を計算し、一品単価の増加分を加えた新しい売上を求め、その差額を基に売上増加率を計算します。
この方法を使えば、同様の計数の問題を解く際にも応用が可能です。


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