基本情報技術者試験を合格した方々の体験談をもとに、合格までの道のりを解説します。これから受験を考えている方に向けて、実際の勉強方法や試験対策、合格のためのコツを紹介します。
①独学か予備校か?使用した市販本とサイト
基本情報技術者試験に合格するためには、独学か予備校のどちらを選ぶかが大きな選択です。近年では、独学で合格した方も多く、参考書やインターネットの無料学習コンテンツを活用する人も増えています。おすすめの市販本には『基本情報技術者試験 これだけ! 』や『スッキリわかる基本情報技術者』などがあります。また、オンライン学習サイトの『Udemy』や『IPA公式サイト』も有用です。これらを組み合わせて、効率的な学習を行った方が多いです。
一方で、予備校に通った方は、専門的な指導を受けることができ、効率的に学習を進めることができるというメリットがあります。『TAC』や『LEC』などの予備校を活用した方もいます。
②過去の情報系試験の合格歴
過去に情報系の資格を取得している方は、基本情報技術者試験を受ける際にも有利に働きます。特に、初級シスアドやITパスポート、情報セキュリティマネジメントなどの試験に合格していると、試験範囲の一部を既に学んでいるため、基本情報技術者試験の学習がスムーズになります。
これらの資格は、基礎的なIT知識をカバーしているため、基本情報技術者試験の前段階として非常に有益です。
③合格点と試験の感触
基本情報技術者試験の合格点は、通常600点以上です。合格者の多くは、試験後に「試験中は70〜80%は解けた」と感じることが多いと報告しています。感触としては、問題数が多いため時間配分が重要ですが、過去問や模擬試験を繰り返し解くことで、試験本番でも焦らず解けるようになると言われています。
また、試験の中で難易度が高かったのは「科目B」とされており、これに向けた対策が合格の鍵となるでしょう。
④科目B対策の方法
科目Bは、主にプログラムやアルゴリズムに関する問題が出題されるため、特に重点的に学習することが求められます。過去問を繰り返し解くこと、プログラムの基礎をしっかりと理解することが、合格への近道です。また、プログラムの書き方に慣れるために、実際に手を動かしてコードを書く練習も重要です。
そのほか、インターネット上で無料で提供されているプログラミングのチュートリアルや、問題集も積極的に活用することをお勧めします。
まとめ:基本情報技術者試験合格への道
基本情報技術者試験の合格には、計画的な学習と、試験の傾向を理解することが重要です。独学で学ぶ場合は、参考書やオンライン学習サイトを活用し、予備校を利用する場合は専門的な指導を受けることができます。過去の資格取得経験を生かして、効率よく学習を進め、試験本番では冷静に問題を解くことが合格へのカギとなります。


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