月給が高い方が良いのはもちろんですが、賞与の有無やその金額も考慮するべきです。ここでは、月給22万5千円(賞与なし)と月給18万5千円(賞与あり)の選択肢を比較し、どちらが良いか、また生涯年収にどのような影響があるかを見ていきます。
月給の比較
月給22万5千円の場合、年間での基本給は270万円となります。賞与なしという条件の下では、この額が全てとなり、年収はほぼ270万円となります。一方で、月給18万5千円の場合、年収は基本給で222万円です。しかし、賞与が年2回、夏と冬に支給される場合、これに加算される金額があります。
賞与は通常、月給の1〜3ヶ月分が支給されるため、例えば月給18万5千円の人に1.5ヶ月分の賞与が支給された場合、年間で27万7千5百円の賞与が追加され、年収は249万7千5百円となります。
賞与の重要性
賞与が支給される場合、年収の増加が見込めます。月給18万5千円の場合、賞与が支給されることによって年収は基本給のみの人よりも高くなります。賞与が年2回支給されることを考慮すると、毎年一定の金額が追加で手に入るため、安定した収入を得られる可能性があります。
一方、賞与がない場合、月々の給料が全てとなるため、予期しない支出や急な出費に対して対応しやすいとも言えますが、長期的には賞与を受け取れる場合の方が経済的に有利です。
生涯年収の比較
生涯年収を考える場合、賞与が支給される場合と支給されない場合の違いは大きな影響を与えます。例えば、月給18万5千円(賞与あり)の場合、賞与が年2回支給されると仮定して、年間での収入は249万7千5百円となり、これを30年続けると、約7,500万円の収入となります。
一方、月給22万5千円(賞与なし)の場合、年収は270万円となりますので、30年続けると、8,100万円の収入となり、賞与がある場合よりもやや高くなります。しかし、長期的に見ると、賞与が支給されることでその分の上積みがあり、30年後には大きな差が生まれる可能性があります。
どちらを選ぶべきか?
月給22万5千円(賞与なし)と月給18万5千円(賞与あり)のどちらが良いかは、あなたの生活スタイルや将来設計によって変わります。賞与が支給されることで、年収が一時的に増えるため、一定の金額を貯金や投資に回せる余裕ができることもあります。
ただし、賞与が必ず支給されるという保証はなく、景気や企業の業績に依存する部分もあります。安定して収入を得たいのであれば、賞与なしでも月給が高い方が安心です。
まとめ
月給22万5千円(賞与なし)と月給18万5千円(賞与あり)の比較においては、賞与が支給される方が年収としては有利ですが、月々の安定性を重視する場合は、賞与なしでも高い月給の方が選ばれることもあります。あなたのライフスタイルや将来設計に合った選択をすることが大切です。