アルバイトの残業代と深夜手当についての計算方法

19歳でフリーターとしてアルバイトをしている場合、給与や残業代についてよく理解しておくことは非常に重要です。この記事では、残業代や深夜手当がどのように計算されるかについて解説します。具体的な給与計算を通じて、あなたがもらえるべき給与を明確にしましょう。

アルバイトの給与計算の基本

アルバイトの給与には基本給に加えて、深夜手当や残業代が含まれる場合があります。あなたの勤務時間は、11時から24時までで、1時間の休憩を取って13時間働いているということですが、この場合、残業代や深夜手当がどうなるのかが気になるところです。

まず、残業代とは、法定労働時間を超えて働いた場合に支払われる追加の給与です。日本の労働基準法では、法定労働時間は1日8時間、週40時間と定められています。深夜手当は、夜10時以降に働いた場合に支払われる割増賃金です。あなたのケースでは、22時以降に働く時間は深夜手当の対象となります。

あなたの基本時給は1150円で、22時以降は1.25倍の1450円です。13時間働いた場合、まず、深夜手当が付く時間（22時以降）と残業代が発生するかを確認する必要があります。

1. 11時から22時までの11時間は、時給1150円で計算されます。

2. 22時から24時までの2時間は、深夜手当がつくため、時給1450円で計算されます。

残業代に関しては、法定労働時間（1日8時間）を超える部分に適用されますので、13時間働いた場合、5時間が残業時間となります。この残業時間にも割増賃金が適用されます。

まずは基本給の部分と深夜手当、残業代を分けて計算します。

・11時から22時までの11時間（時給1150円）：1150円 × 11時間 = 12,650円

・22時から24時までの2時間（時給1450円）：1450円 × 2時間 = 2,900円

・残業代（22時以降の5時間分の残業、時給1450円）：1450円 × 5時間 = 7,250円

これらを合計すると、あなたが13時間働いた場合の総支給額は、12,650円 + 2,900円 + 7,250円 = 22,800円となります。

あなたのように、深夜手当や残業代が加算される場合は、給与がかなり増えることになります。アルバイトの給与計算をしっかりと理解し、給与明細で確認できるようにしましょう。また、働く時間や給与の規定について不明点があれば、事前に上司や労働基準監督署に確認することをおすすめします。