学校の課題で職業について調べる際、月給40万や初任給23万という数字が出てきた場合、これが手取り額なのかどうか気になるところです。実際には、月給や初任給の金額は「総支給額（税引き前）」を指すことが一般的です。この記事では、月給や初任給が手取り額ではない理由と、その計算方法について説明します。
1. 月給や初任給とは？
月給や初任給という表記は、企業から支給される給与の総額、すなわち税金や社会保険料が引かれる前の金額を指します。例えば、月給40万や初任給23万というのは、手取り額ではなく、給与明細上の「支給額」を示しています。
2. 手取り額と総支給額の違い
手取り額とは、税金や社会保険料が差し引かれた後、実際に受け取る金額を指します。総支給額はあくまで税引き前の金額であり、ここから引かれる項目は、所得税、住民税、健康保険、年金、雇用保険などです。
3. どれくらい差があるのか？手取り額の計算
月給40万や初任給23万の額から、どれくらい税金や保険料が引かれるかは個人の状況や地域、税制などによって異なります。例えば、月給40万の場合、手取り額はおおよそ30万前後になることが一般的です。引かれる額は、社会保険料（約10％）や所得税（年収に応じた税率）などが含まれます。
4. まとめ：月給と手取り額の違いを理解しよう
結論として、月給40万や初任給23万は、税金や社会保険料が引かれる前の総支給額であり、手取り額とは異なります。今後、月給や給与について調べる際は、これらの違いを理解した上で、実際に手にする金額を計算してみましょう。
