IT系の専門学校でのAO入試を受ける際、面接で「将来の夢」や「目指したい職業」について聞かれることがよくあります。特に、Webエンジニアを目指す場合、その答えが曖昧に感じられることがあります。Webエンジニアにはさまざまな役割や専門分野があり、具体的にどの分野を目指しているのかを伝えることが重要です。
Webエンジニアの種類と分野
Webエンジニアは、単に「Webエンジニア」と一口に言っても、その中にはフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、フルスタックエンジニアなど多くの役割があります。それぞれの分野には異なる技術と専門知識が必要です。面接では、自分がどの分野に興味があるのか、またはどの分野でキャリアを積みたいのかを具体的に話すことが望ましいです。
フロントエンドエンジニア vs バックエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、Webサイトのユーザーインターフェイス（UI）やユーザー体験（UX）を作り上げる役割を担います。HTML、CSS、JavaScriptを使い、視覚的に魅力的で使いやすいサイトを構築します。一方、バックエンドエンジニアは、Webアプリケーションが動作するためのサーバーサイドを担当します。データベースやサーバーの管理、APIの設計などが主な業務です。自分がどちらに興味を持っているかを伝えると、面接官に自分の目指す道が明確に伝わりやすくなります。
フルスタックエンジニアについて
フルスタックエンジニアは、フロントエンドとバックエンドの両方を担当できるエンジニアです。技術的な幅広い知識が求められ、Web開発の全工程に携わることができます。フルスタックエンジニアを目指す場合、その幅広い技術を習得する意欲や、なぜこの分野に魅力を感じているのかを明確に伝えることが重要です。
具体的な分野を伝える重要性
「Webエンジニアになりたい」と言っただけでは、面接官に自分の強い意欲や将来のビジョンが伝わりにくいことがあります。そのため、自分がどの分野で活躍したいのか、どんな技術を学びたいのかを具体的に伝えることが大切です。たとえば、「フロントエンドエンジニアとして、ReactやVue.jsを学び、インタラクティブでユーザーに優しいWebアプリケーションを作りたい」といった具合に、自分の目指す具体的な道を示しましょう。
まとめ
AO入試の面接で将来の夢を聞かれた場合、漠然とした答えではなく、自分がどの分野のWebエンジニアを目指しているのかを具体的に伝えることがポイントです。Webエンジニアにはさまざまな分野があり、それぞれの分野で求められる技術やスキルが異なります。自分の志向に合った分野を明確にし、その分野でどのように成長したいかを伝えることで、面接官に自分の熱意とビジョンがしっかりと伝わります。
